虫垂炎(盲腸)になるとどうなる?-気になるその症状や原因を分かりやすく解説!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は…
虫垂炎(盲腸)について解説していきます。
虫垂とは?
虫垂(ちゅうすい)というのは、
大腸の入り口の「盲腸」から
ぶら下がる5~10cmほどの突起物です。
虫垂炎(盲腸)とは?
虫垂炎は、何らかの原因により、
“虫垂”に炎症が起き、腹痛などをきたします。
一般的に「盲腸」と呼ばれていますが、
実際「盲腸」というのは大腸の一部を指します。
幼児~高齢者までなり得ますが、
特に10~20代の男性にやや多くみられます。
また、季節的な変動もあり、夏場に多い。
虫垂炎の病態
虫垂炎は、
以下のような流れで起こるといわれています。
・何らかの理由(粘膜浮腫やふん石・異物など)
により虫垂の内腔が閉塞(ふさがる)
↓
・内圧が上昇し、循環が障害され虚血
↓
・さらにそこに細菌が感染し、炎症がおこる。
虫垂炎の症状
虫垂炎の症状は、時間の経過とともに
痛みの部位が移動していくのが特徴的です。
みぞおち辺りの痛み(心窩部痛)
↓
臍(へそ)周囲の痛み
↓
右の下腹部の痛み(虫垂があるところ)。
このような流れで移動することが多いです。
また、炎症が他の部位まで及ぶと、
下痢・頻尿・排尿障害まで起こります。
さらに発症から時間が経つと、
虫垂の壁が破れてしまう(穿孔)こともあります。
また虫垂炎の、
圧痛点(圧迫したときに痛くなる点)として、
マックバーニー点やランツ点があげられます。
虫垂炎の治療
炎症が軽度の場合は、お薬で対応しますが、
改善しない場合は手術を行うことがあります。
虫垂炎は、発症から時間が経過するにつれ、
穿孔(穴があく)などのリスクが高くなるため、
放っておかず、注意するようにしましょう。
では今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中