【京都市中京区】堀川通り沿いに美しく映えるあじさいがぽつぽつと! かつては市電も走っていましたよ。
堀川通の四条から御池通辺りまで、2023年6月6日に歩いてみると、四条、蛸薬師、六角、二条城前、西洞院御池の交差点ごとに、色とりどりのアジサイがぽつぽつと間隔を隔てて咲いていました。喧騒の中で際立つ美しさは行き交う車や人々の目を和ませてくれています。
堀川は、京都府京都市を流れる淀川水系の河川です。 第二次世界大戦後の下水道の整備などにより水流はほぼ消滅していましたが、平成になってから水流を復活させる事業が行われて、かつての景観が復活しました。
堀川通は、堀川の両岸に小路が配された、平安京の堀川小路がそれにあたります。平安時には堀川の川幅は4丈(約12メートル)といいますから、そのころから結構な広さだったようですね!
西堀川通は第二次世界大戦時に防火帯として沿道の家屋が強制疎開させられた跡が幹線道路として整備されることになり、昭和23年(1948年)6月から昭和28年(1953年)3月までかかって、鞍馬口通から七条通まで整備されたそうです。
京都電気鉄道が開通させた後の京都市電堀川線(通称北野線、N電)は、1961年(昭和36年)に廃止になるまで堀川中立売から四条堀川までを走行していました。
この快適な道路も色んな歴史があったんだなあと思いながらの散策でした。みなさんもぜひ歩いてみてください!
堀川蛸薬師バス停 京都市中京区四坊堀川町