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【iPhone手帳術】降りる駅で寝過ごさない。AppleWatchのタイマー利用で目的の駅で降りる技

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
AppleWatchのタイマー設定画面。既存の1分、3分など以外に自由設定が可能

 正月も終わり、みなさん平常運転になっていると思います。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

 さて、みなさん、電車に乗っているときに目的地を乗り過ごしてしまうことがたまにありませんか。うとうと寝てしまった。小説や漫画に夢中になっていた。酔っ払っていたetc 理由はいろいろあると思います。で、これがあとに予定がなければ被害が少ないでしょう。

 問題は、それ以降も予定がある場合です。想定外の時間がかかったおかげで到着が遅れるのは極力避けたいですよね。そんなときには、AppleWatchのタイマー機能を使いましょう。これを使うと、読書にも集中できます。または安心してうとうとできます。

まずルートを確認

 まずは目的地までの到着ルートを確認しておきましょう。

 これはYahoo乗換案内などのアプリを使います。こんな感じですね。

iPhoneのYahoo乗換案内の結果を本体カレンダーアプリに反映させたところ。
iPhoneのYahoo乗換案内の結果を本体カレンダーアプリに反映させたところ。

 次に、現在時間と到着予定時間の差を計算します。

 ここまでできたら、AppleWatchのタイマーを起動します。

AppleWatchのタイマー画面。「+」をタップすると自由に時間を設定できる。既存の分数の設定も利用できる
AppleWatchのタイマー画面。「+」をタップすると自由に時間を設定できる。既存の分数の設定も利用できる

 ここで到着時刻までの時間よりもちょっと少ない分数をセットします。そして「開始」をタップしてスタートです。あとは、読書に集中するなり休むなりしましょう。

自由設定画面。最大23時間59分59秒まで設定できる
自由設定画面。最大23時間59分59秒まで設定できる

 いったんセットしたら画面には、カウントダウンするかのように残り時間が表示されます。こんな感じですね。

 電車が目的の駅につくちょっと前にAppleWatchが鳴動するはずです。音を出しながら振動します。これで気がつくはずです。降りる準備をして、電車が停車したら、ドアからおりましょう。これで完了です。

設定された時間になったことを示す画面
設定された時間になったことを示す画面

 この方法、とくに土地勘がなく、あと何分でどこに着くかなどがわかりにくい場合に有効です。AppleWatchを利用している人は是非やってみてください。

 また、iPhone本体のタイマー機能でも同じ事はできるはずです。AppleWatchを使っていないiPhoneユーザーも是非電車利用時に、本体のタイマー機能でやってみてください。

目的地に到着
目的地に到着

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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