水っぽい舞茸は「食べないで下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「舞茸(まいたけ)」は好きですか?
キノコには様々な種類が存在しますが、舞茸はその中でも独特の風味が特徴的で、料理に加えるだけで旨味がぐっと引き立つ優れた食材です。
しかし、皆さんは「水っぽい舞茸」を手に取ったことはありませんか?
買ってから3、4日経って冷蔵庫に入れておいた舞茸が、触ってみるとなんだか「水っぽい」…そんな経験一度あるのではないでしょうか?実は、この水っぽい舞茸には大きな問題が潜んでいるのです。舞茸が好きな方や、いつも気になっていた方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 水っぽい舞茸は食べないで下さい!
- 舞茸は冷蔵より冷凍
- 舞茸の正しい冷凍方法
- まとめ
水っぽい舞茸は食べないで下さい!
今回のタイトルにも書いてありますが、「水っぽい舞茸は食べないで下さい!!」
私は日々、様々な種類のキノコに触れていますが、その中でも「舞茸」は特に腐りやすいキノコのひとつだと私は考えます。
正確にいうと…「水っぽい」=「完全に腐敗している」わけではありません。
しかし、水っぽいということは、「腐敗の1歩手前」や「腐敗の最中」である事を示しているのです。
舞茸は完全に腐敗すると、水っぽいテクスチャに加えて「悪臭」がします。具体的にいうと…「酸っぱいニオイ」が漂ってきます。しかし、人間の「嗅覚」というのは、その日の体調やストレスの具合に左右されやすく、いつも正確に悪臭を感知できるわけではありません。
疲れていたり、鼻が詰まっていたりすると、腐敗した舞茸の酸っぱいニオイに気づきにくいこともあります。
そのため、見た目や触感が「水っぽい」と感じた時点で、嗅覚に頼らず、早めに判断して処分するのがいいと私は思います。
舞茸は冷蔵より冷凍
皆さんは、買った舞茸をどこに保存していますか?
多くの方は「冷蔵庫」と答えるのではないでしょうか。しかし、舞茸は冷蔵保存だと…舞茸は3日程度で傷み始めてしまい、すぐに水っぽくなってしまいます。
そこで皆さんに、ぜひやって頂きたい保存方法があります。
それは…「冷凍保存」です!
9月とはいえ、まだまだ気温が高く、買い物をまとめて済ませる方も多いのではないでしょうか。そんな時に冷凍保存はとても便利です。
舞茸を冷凍することで、鮮度をしっかりと保ちながら、長期間保存することができます。買ってすぐに冷凍すれば、1ヶ月ほど美味しさを維持できるのです。
舞茸の正しい冷凍方法
では、具体的にどうやって冷凍をすれば良いのか?一緒に手順を見ていきましょう!
①舞茸は洗わずに、適当な大きさに手でちぎる。
②使いやすい量に分けて(小分けして)ラップで包む。
③ジップロックに入れ、冷凍庫で保存する。
そして、嬉しいことに使う際は解凍せずに、そのままご利用いただけます。
まとめ
- 水っぽい舞茸は「腐敗の1歩手前」や「腐敗の最中」である事を示している
- 舞茸は完全に腐敗すると、水っぽいテクスチャに加えて「悪臭」がするが、「嗅覚」というのは、その日の体調やストレスの具合に左右されやすいので、嗅覚に頼らず、処分する
- 舞茸は冷凍すると1ヶ月間も美味しさを維持できる