【町田市】レトロ感ある佇まいの古民家カフェレストラン「旧白洲邸武相荘」で歴史と共にランチを味わう
小田急線鶴川駅北口から歩いて15分。車が行き交う大通りから横道に入ると、そこだけタイムスリップをしたかのような風情の場所があります。
喧騒を忘れたかのように静かに佇む古い建物が、旧白洲邸 武相荘(きゅうしらすてい ぶあいそう)。
白洲次郎とその妻である随筆家、白洲正子の2人が1943年に移り住んだ旧邸宅です。2001年にミュージアム・カフェレストラン・ショップとしてオープンしました。建物名は「無愛想」に掛けて命名されたそうです。
町田市では文化財として有名ですが、私はまだ行っていなかったので、休日に駅から歩いて行ってみました。
大通りをまっすぐ進み、小さな看板が見えたら左に曲がります。
車で行く場合、駐車場のある入り口は別なので、「専用駐車場」と書かれた大きな看板が見えたら左に曲がります。
駐車場は広く、16台まで車を停められます。
駐車場からカフェ・レストラン・ミュージアムへ行くには、脇にある竹林の小道を歩きます。
何があるのだろう?とワクワクするような小道。立ち止まって季節の草花に目を留めたり、写真撮影をしたりする人たちも。
ところどころにライトが配置されています。夜のライトアップされた様子も雰囲気がありそう。
邸宅の一部を改装した古民家カフェ&レストラン。
11:00〜16:00まではカフェとランチ、18:00からはディナータイムです。※ディナーは完全予約制 / カフェとランチは予約不可。
私たちは11時半過ぎに着いてから10分ほど待ち、中へ案内してもらいました。
店内は大正ロマンを思わせるような茶色を基調とした落ち着いた空間。
私たちが通されたのは廊下を通った先にある奥の部屋。
廊下を通るとワクワクするのは私だけでしょうか。奥の部屋へ通される特別感を味わえるかどうかは、その時々の順番によります。
奥の部屋の脇にはテラス席。
もう少し暖かくなったら、外のテラス席で庭を眺めながらティータイムを味わうのも気持ちよさそうです。
各テーブルには呼び鈴が用意されています。頃合いを見計ってスタッフが来てくれるので使う必要はなかったですが、つい鳴らしてみたくなるガラスの造りも素敵でした。
ランチメニューは「武相荘カレー(海老カレー/チキンカレー)」「次郎の親子どん」「オムライス」「タイガパオライス」の5種類。
白洲家にまつわるものを食べるなら、カレーか親子丼。メニューにはエピソードが添えて書かれています。
私たちはチキンカレーと親子丼を一つずつオーダーしました。
親子丼は素朴な味わいが美味しく、チキンカレーはスパイスが効いた中にまろやかさがあり、海老カレーも食べてみたいと思いました!
古民家カフェ&レストランでは格子窓やステンドグラスもそのまま活用されていて、レトロ感満載。趣がある雰囲気の中でくつろぐ時間は心地いいです。
次は外のテラスでカフェ時間を味わってみたい。風趣な庭を眺めながらまた違う雰囲気で心地よい時間を過ごせそうです。
ランチをした後は、敷地内を少しお散歩。
当時の面影を残した、白洲夫妻が愛した歴史ある家と庭で過ごす時間は格別でした。
鶴川駅から公園や緑道を含むお散歩コースもあるので、これからの新緑の季節に訪れてみてはいかがでしょうか。ほっこり優しい時間を味わえます
【旧白洲邸 武相荘(きゅうしらすてい ぶあいそう)】
住所:〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷7丁目3番2号
電話番号:042-708-8633(レストラン)/ 042-735-5732(ミュージアム)
開館時間:10:00〜17:00(入場受付は16:30まで)
●カフェ&ランチ:11:00〜16:00(土日祝は16:30まで)
※ランチのオーダーストップ:15:00 / カフェのオーダーストップ:平日15:30 / 土日祝16:00
●ディナー:完全予約制/開始18:00(終了21:00)
※ドリンクのオーダーストップ:20:00
※ディナータイムの年齢制限:中学生以上 / 短パン・サンダルでの来店はご遠慮ください。
駐車場:計16台(バスは駐車不可)
休館日:月曜日(祝日・振替休日は開館)
URL:公式ホームページ