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【4コマ】あなたはこのオチ見破れる? 国語の授業で起きた《奇跡の一致》

遥那もより漫画家・イラストレーター

聞いたことはあるけど、意味は知らないことわざってありますよね。
映画やマンガのセリフで分からない言葉があっても、なんとなくのニュアンスだけで流しちゃって、わざわざ後で意味を調べない人多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人です。


今回はそんな難しいことわざの意味が学べてしまう楽しい4コマ漫画
学生必見、受験生必見、そうじゃない人も読んで勉強しちゃいましょう。

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あとがき

たまに今回のような珍妙な4コマ漫画を描きたくなります。すみません。

今回取り上げた「塞翁が馬」ということわざ。
「人間万事塞翁が馬」とも言いますよね。

どちらも同じ意味で、作中の斎藤君(馬)が説明した通りです。

しかし「塞翁」って何なんだと思って調べてみたところ、塞(とりで)に住む老人という意味だそうで。
この老人が飼っている馬から始まる「悲しい出来事」と「嬉しい出来事」が交互に起こるお話がことわざの元になっているようです。

かいつまんで話すと、

老人が飼っていた馬が逃げた(悲しい出来事)。でも数ヶ月後、逃げた馬が立派な馬を連れて帰ってきた(嬉しい出来事)。この馬に老人の息子が乗って、落馬して足を骨折した(悲しい出来事)。国が戦争になったが、息子はケガで徴兵を免れ生き延びた(嬉しい出来事)

…という風に悲しい出来事が嬉しい出来事を呼ぶし、嬉しい出来事が悲しい出来事を呼ぶ。世の中そういうものだよ、あんまり気にするなって感じみたいです。

ポジティブでもなければネガティブでもない。なんだか達観した考えですね。

まさかこんな珍妙な4コマ記事で、ためになるお話が読めるとは思わなかったでしょう。
珍妙な4コマ漫画を読ませてしまったお詫びです。

漫画家・イラストレーター

WEBや雑誌などで活動中のマンガ描き。LINEマンガで「彼女が消えるまで」連載中。「今年の大みそかに付き合う二人」連載完結。KADOKAWAより「パンダのミライ」書籍販売中。 完結作は、GANMA・comico・LINEマンガに掲載してます。

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