【藤沢市】湘南の現役カメラマンに聞いた、一度は見ておきたい本当に美しいお花見スポット6選
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけた『プライスレスな情報シリーズ/2022春の特別編』。
今回は、湘南で写真を撮り歩くプロ&アマチュアカメラマン4名にお写真をお借りし、ぜひ一度は見ておきたい「本当に美しいお花見スポット」とあわせて「桜やお花見をワンランク上手に撮るポイント」をご紹介します。
まず1か所目は藤沢市湘南台『円行公園前の引地川沿い』。satoru_kohira(サトル コヒラ)さんが撮影した写真です。
“藤沢市のお濠(ほり)”といった雰囲気が漂うこちらの場所。枝垂れ桜と引地川の共演は、一度は見ておきたい美しい景観。桜吹雪が舞った後の水面も風流です。
2か所目は、藤沢市稲荷『引地川沿いの歩道』(藤沢市立明治小学校と大庭大橋の間あたり)。同じくsatoru_kohiraさんの1枚です。
『引地川親水公園』から少し外れた場所にある遊歩道的なお花見スポット。比較的ひと気も少なく、ゆったりと桜並木を楽しめそう。
satoru_kohira(サトル コヒラ)
「第11弾 藤沢きゅんあつめフォトキャンペーン」入賞(2022年3月25/1724号の「広報ふじさわ」表紙に掲載)「-shonan nature photo- 海と空と子供たち」をテーマとした、独自の世界観が魅力の写真をInstagramで発信中。
3か所目は藤沢市大庭『宗賢院(そうけんいん)』。toshikanayama(トシ カナヤマ)さんの写真。
現在放送中の大河ドラマにも登場する大庭景親ゆかりのお寺『宗賢院』。大銀杏の紅葉が有名なお寺ですが、ぽつりと咲く桜も見劣りしない美しさで風情があります。
そして4か所目は藤沢市大庭『大庭城址公園』。ちょっと番外編の雪景。同じくtoshikanayamaさんの写真です。
大庭城跡地につくられた自然公園『大庭城址公園』。芝生広場の周りにはたくさんの桜の木が植えられており、天気の良い日は多くの人で賑わう名所ですよね。でも雪の日はこんな幻想的な風景に様変わり。まるで日本画や影絵のよう…!
toshikanayama(トシ カナヤマ)
藤沢市市政80周年記念事業の写真コンテストほか、数々のコンテストで入賞。藤沢市を中心に「湘南の一瞬」を切り取った写真をInstagramに掲載。そのどれもが「瞳にシャッターがついているのでは?」と思うほど美しく芸術的。
5か所目は藤沢市大庭『引地川親水公園』。yasuhiro_iimori(イイモリ ヤスヒロ)さんの1枚です。
ここも言わずと知れたお花見の名所ですが、撮る場所によってもその雰囲気はだいぶ異なります。この芝生と桜並木のコントラストが撮れるのは、公園内の「つつじの丘」付近。ぜひ圧巻の桜並木ショットを狙ってみてくださいね!
そして6か所目は藤沢市片瀬山『富士見坂近くの桜並木』(『富士見坂』から南へ50メートルほどの場所)。同じくyasuhiro_iimoriさんが撮影した写真です。
今年の元旦に掲載した、片瀬山の富士山ビュースポット『富士見坂』。そのすぐ近くにある、趣ある石畳も絵になる桜並木。富士山とあわせて写真におさめたいスポットです。
yasuhiro_iimori(イイモリ ヤスヒロ)
江ノ島タクシー株式会社 /公式Instagramの運営者。ドローン技術を駆使した撮影も得意とし、その映像をテレビ番組に提供することも。毎日見飽きることのない江の島の景勝を日々Instagramで発信。
続いてもう1枚、同じく藤沢市片瀬山『富士見坂近くの桜並木』を別アングルで。wisteria_waves(ウィステリアウェーブズ/タイチ オオタ)さんの写真です。
こちらは太陽を背中に向けて(順光)撮られた1枚。空がとても青く写り、ソメイヨシノの白い花が浮き立ちます。こんな自然体の家族ショットも、素敵な思い出となりそう。
wisteria_waves(ウィステリアウェーブズ/タイチ オオタ)
片瀬出身の出張フォトグラファー/wisteria_waves(屋号)の代表。家族や子供、カップルなど人物撮影を得意とする。“ギラギラし過ぎない”ナチュラルで優しい湘南をおさめた写真からは、ぬくもりも伝わる。
最後に「桜やお花見をワンランク上手に撮るポイント」をsatoru_kohiraさんから教えていただきました。
基本的には、晴れた日の自然光あふれる時間帯がおすすめですが、太陽が地平線に沈む日の入り前(4月は18時頃)もドラマチックな写真が撮れるのだとか(特に逆光)。温かくて柔らかい夕陽のあかりは、日常の1枚に独特の情景を加えてくれます。スマートフォンのカメラ機能AF(オートフォーカス)でも十分きれいに撮れると思いますので、角度や撮る位置を変え、試してみてくださいね♪
また失敗例としては(私もやりがち。汗)、ついつい桜に引き寄せられてしまい、桜のドアップ写真ばかりを撮ってしまうこと。帰宅後「この桜、どこで撮ったんだっけ?」となり、アルバムは桜図鑑のような状態に(笑)。全体の雰囲気を“引き”気味(広角)で撮り、あとから好きな形に切り取れるようにしておくこともポイントかもしれません。
これからが本格的なお花見シーズン。できる限り密を避け、ウィズコロナ時代のお花見を楽しみたいですね♪(家族や友人と、湘南で記念に残る1枚を…と御検討の方は、ぜひカメラマンに任せましょう。笑)。
※その年によって開花時期や各施設の利用状況は異なるため、各スポットの最新の情報をご確認の上、足を運んでください。