【千葉・神崎町】伝説のラーメン職人・森住氏が腕を振るうお店。落ち着いた空間と繊細な味で安らぎの一杯。
ラーメン好きの皆さんこんにちは!
これはラーメンに限った話ではないですが、思ってもみなかった嬉しいチャンスって時々ありますよね?
かつて大人気を博しながら閉店し、そのエピソードは聞いているお店の店主さんが、再び腕を振るっているとの情報で、小躍りしながら足を運んでみました。
《今日のお店》
今回ご紹介するのは”神崎町森住 みっかぼうず”です。
かつて、ラーメンを含めたコースでミシュランの一つ星を取った”MIST”や、”ちゃぶ屋”を経営していた森住 康二氏が週末中心に週3日だけカフェの間借りで営業しているお店です。
MISTもちゃぶ屋もまだ私が子どもの頃のお店であり食べたことはありませんが、当時のテレビ番組のラーメン選手権で優勝するなど人気店だったことは知っています。
その時の味とは変わっているとしても、同じ作り手の味が食べられる願ってもないチャンスに足を運んでみることにしました。
《店内・接客》
IndigoCoffeeというカフェの間借りでの営業です。
天井が高く内装がとてもオシャレで、窓から見える自然に囲まれた景色が美しく、居心地がいい空間といえます。
スタッフさんの接客もとても丁寧で、安心して過ごせると思いました。
《メニュー》
ラーメンはメイン的な”醤油らぁ麺”と背脂の浮かぶ”黒中華おゞ油”の2種類がありました。
子供向けに”お子様醤油らぁ麺”も用意されており、ホスピタリティが光ります。
サイドメニューで水餃子、皿ワンタン、厚焼き玉子もあり同行者とのシェアで全部頼みました。
間借りの強みでカフェメニューもあるので、食後に少しゆったりすることもできそうですね。
《ビジュアル》
12角形の丼に具材が美しく盛り付けられて提供されます。
都会的でもありながら素朴さも兼ね備える温かみのあるビジュアルです。
《スープ》
複数の素材を感じつつ煮干出汁を主体にした口当たりです。
何かを効かせ過ぎず、それでいて満足感を得られるじんわり系の究極系とすら感じました。
レンゲを動かすごと一口ずつスープが減っていくのが惜しいというジレンマに陥ります。
《麺》
その繊細なスープを引き立てるしなやかなものが使われています。
世界観を支え、さらに強化する素晴らしい相棒というところでしょうか。
無我夢中で食べてしまうこと請け合いです。
《具》
素材の良さが光るチャーシューやたけのこの優しい味が、麺とスープの世界観を更に広げています。細部に至るまで全くスキのない一杯を改めて感じさせる素晴らしい具材です。
《サイド》
中華料理のエッセンスを感じる胡麻ダレがたまらない皿ワンタンや、ソーセージを具材の柱に据えた皮モチモチの水餃子など、お高い中華のようなメニューがそれぞれ600円とは破格と言わずしてなんと言えばいいのでしょうか。
Indigo Coffee姉妹店のくすくす笑店の厚焼き玉子も絶品でした。
《まとめ》
食べてみたかった職人の味が食べられるというだけで舞い上がっていたのですが、その勝手な期待を超えていく、世界観を感じさせる圧巻の一杯をいただくことができました。
現在は間借りの営業で今後の展開はわかりません。
ただ、一度食べに行ってみて損はないと思う一杯でした。
《店名》
神崎町森住 みっかぼうず(こうざきまち もりずみ みっかぼうず)
《本日の注文》
醤油らぁ麺 1,000円
《住所》
千葉県香取郡神崎町立野494 インディゴコーヒー内(お店の地図)
《アクセス》
JR成田線『下総神崎駅』から徒歩約25分
※駐車場あり
《営業時間・定休日》
金曜日:17時〜20時
土曜日・日曜日:11時〜20時
《お店の情報》
食べログ
お店の公式Instagram
もっと詳しくはInstagramにて
訪問日:2023年3月12日
訪問日時点の情報になります。
お店によっては臨時休業などもあります。
最新の情報はSNSやナビサイトにてご確認ください。