【江別市】四季のみちにたたずむ謎のOリング 松隈康夫「環」
江別市牧場町にある『四季のみち・秋ゾーン』南側入口の様子。少し進むと北海道電力江別火力発電所専用線で使われたディーゼル機関車が見え、左手には江別蔦屋書店の大きな建物が並んでいます。ところで、その『秋のゾーン』入口の一番手前には、大きなオブジェ「謎のOリング」が立っています。
正面から見ると丸の形は若干歪んでおり、また繋ぎ目が飛び出ていたりと、ユニークな形をしているのが分かります。
作品の前には『環 1992 松隈康夫』とあります。1992年に作られた彫刻家・松隈康夫氏の作品だそうです。
松隈康夫氏は日本画廊協会賞展優秀賞、札幌市都市景観賞、ラスベガス美術館賞などを受賞している芸術家。道内各地に彫刻が飾られており、札幌市石山緑地南ブロックの設計にも関わっているとのこと。
立体的な芸術作品は、いろいろな角度から眺めて楽しめるのも醍醐味の一つです。近くで見たり、遠目で見たりで、作品の味わいが大きく変わってきます。
秋のゾーン入口方向を『環』の裏側から見た風景。蔦屋書店方向とは違った、荒涼とした風景に建つ『環』の姿もまた味わいがありますね。
『環』がある場所
住所:〒067-0004 北海道江別市若草町1−1