【八千代市】今月は21日(土)開催! 地域の温かい居場所「えがお食堂」―パンケーキをつくろう!!
毎月第3土曜日、八千代市の高津団地6街区集会所で「えがお食堂」が開催されています。これは一般社団法人コパンが主催する子ども食堂ですが、実はママたちも笑顔になれる場所でもあるんです。一体どんなところか、気になりますよね。
コパンについて
「一般社団法人コパン」の名前にピンとくる方もいるかもしれません。以前、中高生向けに開催されている「中高生カフェ」をご紹介しましたが、ここと同じ団体が運営しています。
2024年8月は夏休みという事もあり、2回にわたり「えがお食堂」が開催されました。 開催場所もいつもの高津団地と、「中高生カフェ」と同じオカムラSDGsベース。今後もこちらの場所で開催される可能性もあるのでどんな場所か、ちょっとご紹介。
オカムラSDGsベースは、自由にレイアウト変更ができるスペースで、テーブルや椅子、スクリーン、さらに畳まで動くことができるのが特徴です。
自由度が高いので様々なイベントに対応できる場所。しかもボルダリング体験ができる壁もあったりして、ここにいる子どもたちは自由な自分の時間を過ごしています。
えがお食堂の誕生秘話
コパンを立ち上げたのは、シングルマザーとして二人の子どもを育てた「ゆかさん」。 広島の「ばっちゃん食堂」をモデルにした子ども食堂の構想を10年かけて実現しました。
子どもの笑顔だけでなく、ママの笑顔も大切だと考えるゆかさん。それは自分がシングルマザーになりかけの頃の辛さ、怖さ、寂しさなど色んな感情を抱えていた頃の経験から。自分たちの存在に気づいてほしい、目を向けてほしいと心では叫んでいたものの、なかなか言葉や行動に移す事が難しかった時代です。
その頃の自分と同じようなママや、子どもたちにここにきている間だけでも笑顔になってほしくて始めたのが「えがお食堂」です。その思いに共感した多くの個人や企業、団体の方々が支援し、この日は「原田さん」から提供されたお野菜がカレーと一緒に振舞われました。 おいしい夏野菜とカレーで、子どもも大人も大満足!
地域のホットサポート
新川畑の会さんや個人の農家さんを始めとして(株)八千代グリーンテックさん、焼菓子ブリランテさん、マルハンメガシティ八千代緑が丘さんに八千代中央ロータリークラブさんからお菓子の差し入れがあったり、ボランティアスタッフとして秀明八千代高等学校の皆さんがお手伝いに来てくれたり。たくさんの「優しさ」がえがお食堂を支えてくれています。
ゆかさんが目指しているのは、かつての自分のようなママたちの就労支援の場を作ること。 一人じゃないよ、大丈夫。というメッセージを言葉だけでなく、経済的に支えられる場所を作る事で伝えたいと語ります。次回の「えがお食堂」は、9月21日(土)に開催。パンケーキ作りです。ぜひ、足を運んでみてくださいね!
◆えがお食堂コパン◆
開催日時:毎月第三土曜日 9月は21日 11:00~14:30(食事提供は14:00まで)
場所:高津団地6街区集会所
住所:八千代市高津832−1−6周辺
※子どもは誰でも無料ですが今回は先着50食限定です/高津団地在住のお子様がいる家庭は無料/大人の方の参加は寄付をいただいています。