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【京都府長岡京市】商店街の未来どーする? 商店会、住民、企業、メディアが皆で考えようと公開討論会!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 長岡京市のセブン商店会は、霧島つつじのアーチや紅葉の名所として知られる長岡天満宮のお膝元、阪急長岡天神駅から北に続く、7の形をしたセブン通りを中心とした周辺の商店会です。かなりの広範囲に亘りますが、商店ばかりではなく、周りにマンションや住宅が多数混在する特徴的な商店街です。28店舗だった会員数が、ここ数年で77店舗に(6月14日現在)と、なんと3倍増の大躍進をとげた全国的にも例を見ない商店会です。

竹の子最中で有名な喜久春さん
竹の子最中で有名な喜久春さん

 その勢いのある商店会に2022年4月に38歳で2児のママ、フルート奏者の三井奈美さんが前任の林定信会長からバトンを受け継ぎ、新しい商店会長に選出されてから約2か月、新体制の下、商店街の新しい形を模索する取り組みが始まっています。

 これまでは、商店会執行部の上には相談役、顧問といった商店会内部からのアドバイスを受ける仕組みでしたが、これからの商店会の役割として地域の核として動くにはもっと外部の意見やアドバイスも必要だということで、内部人材に加えて、一般企業や銀行、大学教授、報道機関などの外部人材にアドバイザリーボード(専門家委員会)として所属してもらい、皆で一緒に商店会や地域課題を考えよう! という仕組みを作りました。

 2022年6月21日(火)には、そのアドバイザリーボード委員を巻き込んでの第一回目の勉強会、商店会としてはこれまで取り組んできた「未来予想図委員会第三弾」が、「始動新生セブン! ここからどーする!」と題して開催されます。流通科学大学の新雅史先生らを講師に迎えて、京都信用金庫長岡支店2Fコミュニティホールで、一般公開のワークショップ形式で行われます。

 セブン商店会では、これまでも、コロナ禍で、大規模イベントが制限される中でも、商店街内のコミュニティー広場を、住民が過ごしやすい憩いの広場にと芝生の整備やベンチの設置、ひまわりを始めたくさんの花を植え、地域住民と一緒に育てたり、スペース7を中心に起業支援やワークショップ、「お店で泣いてもかましまへん」として子育てに優しい街づくりを進めるなど様々な取り組みを行ってきました。

 京都信用金庫長岡支店2階会議室 長岡京市開田3丁目3−1(阪急長岡天神駅より徒歩3分ほど)

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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