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【河内長野市】駅でクリスマス!まるで教会みたいなステンドグラスが南海千代田駅駅舎にあります

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

10月下旬のハロウィンが終わったと思ったら、町中がクリスマスモードとなりましたね。今年はなぜか、例年よりその切り替えが早かった気がします。ところで、仕事柄街歩きをひんぱんにしている私は、河内長野は教会をイメージさせる建物やインテリアの場所が多い気がしていました。

寺ヶ池公園事務所
寺ヶ池公園事務所

一例はこちらの寺ヶ池公園事務所です。住宅地に併設する公園の事務所ですが、見た目は教会の建物にみえます。ただし、教会であれば建物右側の塔に鐘がついているのですが、さすがに公園事務所には鐘はついていないようですね。

そして、寺ヶ池公園の最寄り駅である千代田駅にも、そんな教会建築を連想するようなものを見つけました。

それは橋上化した駅についているステンドグラスです。

拡大しました。残念なことに外から見ると暗くてあまりよく見えませんが、中から見るときれいです。

というわけで千代田駅までエスカレーターで上がってみましょう。

千代田駅に上がってきました。このように、中から見るとステンドグラスが美しく見えます。これはステンドグラスが外部からの透過光で見るために作られているからで、キリスト教の教会のステンドグラスも中から見ると美しく見えます。

近づいてみました。西口側ですが、手前のロータリーやその先に見えるモリ工業さんも良く見えます。

そして反対側、東口側にもステンドグラスがついています。この位置から手前にある菱子池も良く見えますね。

千代田駅は1938(昭和13)年に設置されたのち、1989(平成元)年に駅舎を橋上化しました。その時に設計した人がステンドグラスをつけようとした理由などは情報がなくわかりませんが、住宅地の駅ということで教会か西洋の洋館を意識したのかもしれませんね。

「ちよだ」と書いている駅名表示板の右側の曲がった柱は元線路
「ちよだ」と書いている駅名表示板の右側の曲がった柱は元線路

千代田駅は河内長野市内で唯一急行が止まらない駅(近鉄汐ノ宮駅にも急行は止まる)などといわれることがありますが、ホームの柱に古い線路を使ったり、ステンドグラスをつけたりなど、駅舎にこだわりが見られます。

通勤通学や買い物の人にとっては、移動の途中に経由するだけの存在に過ぎないだけかもしれませんが、たまには立ち止まって、駅舎にあるステンドグラスを眺めてみてはいかがでしょう。

千代田駅

住所:大阪府河内長野市木戸一丁目1番13号

アクセス:南海千代田駅直結

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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