本当に毎日暑いですね。とはいえ、暑いからとずっと冷房の効いた部屋に籠るわけにもいかず、事情によって外出する必要が出てきます。

そんなこの時期、暑さを少しでも和らげてくれるのは、街角などに設置されているミストではないでしょうか？微粒子レベルの霧のような風が体に触れるだけで、暑さをしのげる気になります。

そのミストが、なんと河内長野駅のバスロータリーに設置される情報を聞きましたので、どういう状況か先週の半ばにさっそく見に行ってきました。

情報によれば、河内長野駅西口バスロータリーの中でも小吹台、金剛山ロープウェイ、こんごう福祉センター方面に向かうバスの発着所の隣にあるとのこと。

バス乗り場に到着しました。バスは待ってくれていますが、今日はバスに乗るのではありません。

バス停の先を見ると工事関係者と思われる人たちが数人いらっしゃいます。

高いところから見ると、茶色い鉄棒のようなものが見えますが、これがミストです。

工事関係者の方にお話を伺うと、翌週（つまり今週）の完成を目指しているとのこと。ミスト自体はできたのですが、周りの道路工事をしなければならないような話をされていました。

暑さ対策というのが設置理由なのはわかりましたが、このミスト設置のお金はどこから出ているのか気になりますね。調べてみると、大阪府「森林環境税」の補助金を利用したとのこと。

その補助金を利用して河内長野駅前ロータリーの一角に、微細ミスト装置が設置されたのですが、驚いたことに気温が28度を超えると自動的にミストが噴き出す仕組みになっているそうです。

同じ日の夕方前にもう一度前を通ったのですが、試験的にミストが作動していました。しかしまだ柵に覆われた中での出来事。

日を改めて、先週の土曜日にミストの完成具合を見に行ってみることにしました。高架橋から見ると工事の柵などがなくなっているようですね。完成しているのかもしれません。

3番のりば金剛山ロープウェイ、小吹台、こんごう福祉センターのバス停の先にミストがあります。

すると、柱の部分にまだ養生が貼っているものの、ミストは動き出しています。

予定より早めて、土曜日からミストが稼働したようです。お休みに合わせたわけですね。

ミストに近づきましょう。微粒子の霧が上から吹き付けて風の吹く方向に動いています。

さらに近づきました。この辺りでミストの微粒子が体に当たり確かに涼を感じることができました。

真下に行くと、霧がカメラのレンズに直撃しました。先週の工事関係者の方のお話では、できるだけ多くの人に利用して涼を味わってほしいとのこと。

河内長野駅前でバスの待ち時間などで暑さが辛いと思ったとき、オアシスのようにミストを使うだけで、気持ちに余裕が出そうな気がしました。

河内長野駅前のミスト
住所：大阪府河内長野市本町29
稼働時間：28度以上になったら自動稼働
アクセス：南海・近鉄河内長野駅西出口すぐ

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