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いつから「すずり」がプラスチックに⁈今時の小学生の習字事情にびっくり。

はる華漫画家

小学3年生ごろになると始まる習字。習字が始まった息子が、帰宅して「すずりを洗う」と言い出しました。あれ?「すずり」って洗っていいんだっけ?息子に聞くと、耳を疑う言葉が… 皆さん、ご存知でしたか?

いつの間にか、硯(すずり)がプラスチックになっていた

パッと見た目は重さのあるスズリのように見えるのですが、持ってみたらとっても軽かったです。わたしが子どもの頃は、使い終わったスズリは新聞紙などで残った液体を吸い取って、そのまま洗わずに乾燥させていたんですよね… そういうのも今となっては風情を感じるのですが、プラスチックのスズリに変わって、なんだかさみしさを感じてしまいました。。プラスチックだと扱いやすいし軽いので、メリットもたくさんあると思うのですが、さすがにびっくりしてしまいました。

しかし、最近の小学生はノートパソコンなども毎日持ち帰ったりしているので、習字道具が軽くなるのは良かったかな?とも思いました。昭和生まれのわたしは、ずっしりとしたスズリで固形の墨を使っていたので、それらの良さを思い出しながらちょっぴり切なくなってしまったのでした。こうやって時代は変わっていくのですねぇ。

漫画家

漫画家。茨城県出身。SNSにて子育て漫画を掲載中。少年画報社さんの「みんなの食卓」(偶数月下旬発売)などでグルメ漫画を描かせていただいています。

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