KBOリーグは15日にロッテジャイアンツの本拠地・プサンサジク球場でオールスターゲームを開催。全10球団をドリームチーム（SSG、KT、サムスン、ロッテ、トゥサン）とナヌムチーム（キウム、LG、KIA、NC、ハンファ）の2つに分けて対戦が行われた。

試合は8－4でナヌムが勝利。MVPには初回に先制のタイムリー二塁打を放ち、4回にリードを広げる満塁ホームランを放ったナヌムのチェ・ウンソン（ハンファ）が選ばれた。

KBOリーグは1リーグ制。オールスター戦でのチーム分けに大きな意味はなく、対戦の目新しさもないことから「お祭り」や「ファン感謝デー」のような傾向が強い。登場時の「コスプレ」や、選手の息子や娘がグラウンドに登場するといったパフォーマンスが数多く見られる。

仮装ではロッテのルーキー、キム・ミンソク外野手（写真左）が音楽グループ「BLACKPINK」のジェニーに似ているということからダンスを披露。またク・ジャウク外野手（サムスン、写真中央）は「NewJeans」のミンジを思わせるロングヘア―をなびかせた。

またサムスンのデービッド・ブキャナン投手（元ヤクルト、写真右）は映画「トップガン」のトム・クルーズばりのいでたちで登場。ブキャナンはこの日登板はなかったが8回裏にライトの守備につき右中間のフライを処理した。

ブキャナンは9回表2死一、三塁で打席に入り、ナヌムの10番手コ・ウソク（LG）の150キロの直球をセンターに運ぶタイムリーヒットを放った。

KBOリーグは指名打者制を採用しているため、投手が打席に立つことはほとんどないが、ブキャナンはヤクルトに在籍した3シーズンで117打数12安打3打点、打率1割3厘という打撃成績を残している。

KBOリーグはオールスターブレイクに入り、公式戦は21日に再開する。

◇7月15日（土）のオールスター戦の結果

・ナヌム 8 –4 ドリーム（プサン）

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。