【京都府長岡京市】京都西山公園施設の愛称ゲットは小学3年生 50周年で地域功労者500人余に表彰!
表彰式の壇上に登った小学3年生のほほえましい姿に、式典に訪れていた市民らから温かい笑顔がこぼれた瞬間でもありました。2022年10月1日、京都府長岡京記念文化会館で開催された市政施行50周年記念式典で行われた発表で、西代里山公園管理棟の愛称募集での最優秀賞を受賞したのは、長岡第8小学校に通う3年生の田村大和君でした。
全330作品の中から選ばれた愛称は「西山ホタルの家」。お父さんと一緒に授賞式に参加した田村君は「ようけの中から選ばれて嬉しい」と受賞の喜びを語ってくれました。この日の式典では、長年にわたって貢献してきた市民団体やボランティアサークル、地域企業、商工会や商店街など、団体、個人500人余が表彰され、中小路健吾市長から表彰状、感謝状、記念品などが渡されました。
第2部では、サスティナブルな長岡京市と題して、市制施行50周年記念フォーラムが行われました。前半では、これまで長岡京市と連携してゼロカーボンシティーへの取り組みを行い、市内に本社を置くグローバル企業、村田製作所の中島規巨代表取締役と中小路健吾市長が、小幡範雄立命館大学教授をコメンテイターとして対談。「低炭素から脱炭素へユニークで楽しくできる取り組み」などが紹介されました。
後半は、「実は身近なSDGs」と題して、地元にあるサントリー株式会社京都ビール工場の小銀明工場長と乙訓高校、西乙訓、立命館高校の生徒たちが壇上に上がりました。高校生たちから、「実際に脱炭素で水を扱う企業が成り立つのか、商品の品質などが落ちないか心配」などの鋭い質問も出され、小銀工場長が丁寧に回答をしていました。
長岡京市は、6世紀に「弟国宮」、8世紀に「長岡京」と二度にわたって都が置かれた悠久の歴史を有します。1889年(明治22年)に14ゕ村が合併し、新神足、海印寺、乙訓の三か村となり、さらに1949年(昭和24年)に長岡町となり、1972年(昭和47年)10月1日に長岡京市が誕生しました。
今年は3年ぶりに11月5日から13日まで「ガラシャ祭」も開催されます。ぜひ「悠久の都」長岡京市へ足をお運びください。