独創的な香りと旨みのクサうま豚骨ラーメンが堪能できる名店〈満を持して福岡市内の“博多の地”へ上陸〉
福岡県の中心都市「福岡市」と「北九州市」の2つの政令指定都市のほぼ中間に位置する福岡県「福津市」。2016年に「宗像郡福間町」と「宗像郡津屋崎町」が合併し福津市となった。その福岡県福津市に本店を置く『福間ラーメンろくでなし』は、2013年の創業で今年11年目を迎えた押しも押されもせぬ福津を代表する超人気店。現在は「福津本店」を拠点に、福岡県宮若市の「福間ラーメンろくでなし宮若店」、同糟屋郡新宮町の「福間ラーメンろくでなし新宮店」の3店舗体制で展開。どちらのお店もその地域で圧倒的な人気を誇っている。
あっさりとこってりの2つの豚骨ラーメン
今や、その地域、地域で地元の人々から支持される人気店〈ろくでなし〉。「あっさり」と「こってり」の2つの豚骨ラーメンがあるのが特徴で、一つ目は『一番搾り豚骨』。丁寧にした処理をした豚の頭骨を16時間強火で炊き上げたスープに、それとは違った炊き時間のスープを独自の配合で合わせることで、豚骨の旨み、コク、風味を最大限に引き出した「あっさりラーメン」のスープとして仕上げられた。麺はスープに合うように独自の配合の特注麺を使用し小麦の風味豊かな細ストレート麺に仕上がっている。
二つ目は『熟成豚骨』。「あっさりラーメン」をベーススープとして、さらに豚のゲンコツと背脂を追い炊きし刻々と変化するスープの状態を見極めながらスープを追い足したり古い骨と新しい骨を入れ替えたり、火入れと寝かせを繰り返すなど、様々な工程により豚骨独特のあの香りを引き上げ、深みを生み出す理想的なスープ。一度食べたらクセになるパンチのある、伝統と革新の2つをテーマとした豚骨ラーメン。そんな風に置き換えることもできる逸品。
ろくでなしの4店舗目が福岡市内に新登場
そしてつい先日の20204年8月28日。JR博多駅からひと駅という好立地の「吉塚駅」前に〈ろくでなし吉塚店〉が開業した。昼は「あっさり」と「こってり」の豚骨ラーメン。夜は酒場でシメのラーメンもOKという業態で展開している。運営は、福岡を中心に国内外35店舗の幅広い業態の飲食店を経営・展開している「アトモスダイニング」。ろくでなし×アトモスがタッグを組んで、昼はラーメンを中心に、夜は居酒屋を中心としてシメのラーメンまでをいただけるお店として展開している。
新規オープン後のさらに一週間後に初訪問
開店直後の11時に訪問するつもりが平日ということもありレギュラー仕事を優先させなくてはならない状況下。ひと通り仕事の段取りが付いたところで行動開始。吉塚駅方面へ車を走らせて到着は11時半。吉塚駅近くのコインパークに車を停め、店先へ向かうとまだ午前中ということもあり並びはなく、ほっとひと息。
引き戸を開け店内に入ると店員さんと先客の活気と熱気で気圧されそうになる。すでにほとんどの席が埋まっている状況で入口付近のカウンター席の一席が空いていて、そこに座らせていただいた。
ラーメンメニューとサイドメニューから選ぶ
ランチタイムのメニュー表は、ラーメンメニューとサイドメニューの2種類がある。ラーメンメニューの中からまずは「こってり」を選択。さらに「味玉ラーメン」をカタで注文。
ランチタイム限定のセットメニューから一品
さらにサイドメニューから「半焼きめしセット」を選択し注文終了。そこから待つこと少々、ラーメンと半焼きめしが同時に配膳されるスピード感。どちらも熱々で立ち上る湯気がすごい。
まずはラーメンからいただく。福岡の「クサうま豚骨ラーメン」界の中でも代表的な一杯「こってりラーメン」。〈ろくでなし〉といえば、この「こってり」が代表的な豚骨ラーメン。
まずは香りからその熟成臭が伝わってくる。ひと口目のスープを啜るとその臭みを覆す、旨みあふれる美味しさがどっと押し寄せてくる。そのスープにしっかりと絡むパツパツとした食感の細ストレート麺の歯切れの良さと存在感。
昔ながらの懐かしさのある美味しい一杯って、コレだよコレってなる。そのラーメンのお供にいただく「半焼きめし」。
しっかり炒められた熱々でパラパラ食感の焼きめしは思いのほかボリュームもあり満足度も高い逸品だった。
駅前立地なので飲んで食べてササッと帰宅
博多駅からひと駅という好立地。吉塚駅前で飲んで食べてシメのラーメンを食べても博多駅まで戻ったり経由したり、気楽に帰れる感じなので、機会があればぜひお立ち寄りください。というか、自分自身でもたぶん近々再訪するんじゃないだろうか?と思っている。
ろくでなし 吉塚店
住所 :福岡県福岡市博多区東公園2-24[地図]
営業時間:11時00分~14時00分 16時00分〜23時00分
定休日 :なし
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり
要確認 :ろくでなし 吉塚店(※インスタグラム)