若返りのチョコレート?食前酒:ショコラ・アペリティフ『ボベッティ』ローズマリーのスパイスチョコ!
バレンタインデーやホワイトデー、お誕生日など、日本にもチョコレートをプレゼントする習慣が当たり前のように浸透してきましたね。 今回はそんな時期に、うってつけの日本では見かけない、少し変わった面白そうなチョコレートをご紹介します。
その名はずばり『ボベッティ ローズマリー 粒チョコレート』!
フランス南西部ドルドーニュ生まれ。なんという事でしょう、ハーブとチョコレートが融合するという奇跡。 考えただけでは味の想像もつかず、まさに未知の領域といえる輸入菓子でした。
到着した包装紙には輸入会社の『ATS-FOOD麻布十番』のロゴシール。セレブの街:麻布十番の文字を見るだけで、なんだかお洒落な気分になれますよね。
ちなみに『ATS-FOOD』は、輸入食材と日本の地域特産品を取り扱う『株式会社アザレア商会』に運営が移行し引き継がれたそうです。
さて、気になる商品の方ですが、瓶に貼られているシールは、温かみのあるイラストで手作り感もあり、ちょっとホッコリさせてくれます。ただ、どうみてもイラストはパクチー(コリアンダー)。買ったのはローズマリーなのですが。これは、見なかったことに・・・。
中には大きさや形はバラバラなチョコレートがぎっしり。
1つの大きさは直径で約5~6ミリ前後。すべての粒に、機械で作られたチョコレートにはない、まさに手作り! という不揃い感が見受けられました。作り手の愛情が現れていて、ちょっと可愛く見えますね。
ちょっと気になる、グリーンの着色は、ベニコウジ菌から抽出される『銅クロロフィリンナトリウム』を使用とこのこと。ちなみにクロロフィルとは、飴の着色にも使われる植物の葉に広く存在する天然由来の緑色色素です。
『ローズマリー』は「若返りのハーブ」とも呼ばれ、その名に相応しい鮮烈な香りを放ちます。
そのハーブを、まさかホワイトチョコレートの中にフィリングするとは、思いついて作られたフランスのシェフには脱帽です。
チョコの中にフィリングされたローズマリーは、ドライな感じでした。細かく丁寧に刻み込まれた天日干し(想像ですが)のハーブは、香りも味も抜群。ただし、入っている量が不均等なのは、手作りなのでご愛敬?!
フランスの『SAS Bovetti chocolats(ボベッティ・ショコラティエ社(または、チョコレート社)』で生まれたチョコ『ボベッティ・ショコラティエ』は、高品質でオーガニックかつ、クリエイティブなチョコレートの製造を専門としたフランスの製菓メーカーです。イタリア・ピエモンテ出身のバルター・ボベッティ氏は、レストランを経営する父の元で幼いころから料理に携わってきました。そして自分のチョコレートファクトリーを持つという、大きな夢を叶えるため、27歳の時にフランスへ移住されています。その後、1994年にボベッティ氏は、コレーズ県オーバジーヌで遂に最初のショコラトリーを開設。9年の歳月を経て36歳で夢を実現されています。『舶来品セレクション チョコレートの食前酒(ショコラ・アペリティフ)・ローズマリー』より抜粋
ホワイトチョコレートの濃厚でミルキーな甘みに、ローズマリーのすっきりとした風味が絶妙にマッチング。甘くもほろ苦い清涼感が、ゆっくりとフェードアウトする味わいは、大人な味に仕上がっています。
お菓子というよりは、チョコとハーブが根絶一体となったスパイスの様な感じ。色合いも華やかで、食事前に少しずつ食べて食欲を増進させそうな、いかにもフランスらしいショコラではないでしょうか。
どんなチョコをプレゼントしようか悩んでる方に、お勧めのチョコレートですよ!
ボベッティ ローズマリー 粒チョコレート 100g
原材料:ホワイトチョコレート(砂糖、カカオバター、全粉乳、天然バニラフレーバー)。 ローズマリー2%、着色:クロロフィリン、光沢剤(アラビアゴム、シェラック、ブドウ糖シロップ)。