【秋田県大仙市】週末の朝はココから!中仙の長閑な場所にある人気店『麵屋 周』とは?
2022年オープン!旧中仙町にある新進気鋭のラーメン店へGO!
週末の朝を彩る鶏と豚のWスープ。
「花火の街」として有名なここ大仙市だが、もうひとつの顔が「朝ラー大国・ダイセン」だ。世代を超えて愛され続ける『ラーメンショップ 四ツ屋店』や、秋田ラーメン界の風雲児・佐藤社長率いる『麺屋十郎兵衛』、そしてあの『中華そば今野』も土日に朝ラーを始めたとのこと。
ラーメンを愛する我々にとってはたまらん状況だが、実は週末の朝を盛り上げる人気店は旧中仙町にも存在する。そう、2022年にオープンした『麵屋 周(まこと)』だ。
洒落たカフェのような佇まいと、その横を走る電車の音。噂のラーメン店は、大曲と角館を繋ぐ国道を少し逸れた長閑な場所にある。まだオープンから2年ほどのニューフェイスだが、すでに漂う名店の貫禄。私が訪れた日曜の朝も、多くのお客さんで賑わっていた。
ちなみに土日は朝ラーのほか夜営業も行っているため、日が暮れた後にのんびり訪れるのもOKだ。
品書き
中華そば:830円、背脂煮干し中華:880円、特製中華そば:1,200円、ネギめし:220円など。
あっさり鶏ごぼう中華:830円、味噌中華:930円、塩中華:830円、海老味噌中華:930円など。
『麵屋 周』の魅力のひとつが、そのメニューの豊富さだ。定番の中華そばに加えて、ごぼう香る新感覚な一杯・あっさり鶏ごぼう中華や、濃厚な海老の香りが楽しめる海老味噌中華などもスタンバイ。ラーメンのお供となるご飯類も充実している。
そんな中、今回私は人気ナンバーワンの中華そばに、おススメの岩のりときざみ玉ねぎをトッピング。ちょっと贅沢をしたいときは、トッピングモリモリの超豪華版・特製中華そばもアリと見た。
鶏と豚のWスープがウマっ!『麵屋 周』の絶品中華そばに舌鼓!
注目の中華そばが到着。熱々のスープから舞い上がる湯気が、幸せへの狼煙に見える。具材はたっぷりのネギにメンマ、スープの奥にはしっかりチャーシューもスタンバイ。追加で招き入れた岩のり&玉ねぎの働きにも注目だ。
おお、こいつは素晴らしい。ほとばしる背脂のコクと鶏&豚の旨味。秋田県南で「中華そば」といえば、魚介ベースのあっさりした味を思い浮かべるが、このスープは動物系の旨味がガツンとくる。それでいて、とっても飲みやすい。世代問わず愛されそうな、バランス感抜群の一杯だ。
麺は4種類の中から選べるが、私が指名したのは低加水の細ストレート麺。最近よく見かける「パツパツ系」の麺だが、小麦の香りが心地良くスープとの相性も抜群。もうひとつのおススメ「手もみ中華麺」も、ぜひ試してみたいところだ。
今回は追加で岩のりときざみ玉ねぎを招き入れたが、これも大正解。磯の風味が背脂と調和し、玉ねぎのシャキシャキした食感もクセになる。
こいつら、なかなか良い仕事するぜ。そんなことを思いながら、スープの海からウマそうなお肉を救出。しっとり柔らかなチャーシューは、デフォルトで2枚入り。これは嬉しい誤算だぜ。カウンターでこっそり心を躍らせる、日曜日の朝だ。
ウマい中華そばもさることながら、『周』は店員さんが親切で居心地が良いのも嬉しい。店内は外観のイメージよりも広く清潔感もあるため、男性はもちろん女性にもおススメだ。
鮮やかな緑に囲まれた線路を、時には新幹線が急ぎ足で、時にはローカル電車がのんびりと走る。そんな夏の風景の先で出会った、極上の一杯。そう、週末の朝はマコトのラーメンで決まりだ。
【店舗情報】
麵屋 周(まこと)
住所:秋田県大仙市長野柳田92
営業時間:平日11時~14時30分、土日7時~14時30分・17時~20時、祝日7時~14時30分
電話番号:080-2951-6383
定休日:水曜日 ※その他のお休みは店舗Instagramを確認ください。
店舗Instagram(外部リンク)