2018年オープン！噂のランチを求め、大曲駅前の人気カフェを再訪！

行きつけの珈琲店で見つけた幸せとウォーリー。

大曲駅前に、どこか懐かしい雰囲気のカフェがある。2018年に開店した『三日月珈琲店』だ。穏やかな時間が流れる店内と、絶品のバスク風チーズケーキ。そう、ここは私のお気に入り空間のひとつである。

木目調のオシャレトロな扉の先で迎えてくれるのは、猫好きの優しいご夫婦だ。店内には珈琲の良い香りが広がり、本棚にはキュートな猫の写真集や一世を風靡した「ウォーリーをさがせ！」がスタンバイ。座席数の関係で大人数での来店には向かないが、ひとりでも気軽に立ち寄れる駅前カフェだ。

そんな『三日月珈琲店』だが、私には以前から気になるものがあった。それが黒板に書かれた「本日のランチ」である。地元ライターが行くカフェ飯トレイン。今回は大曲駅前にある安らぎ空間で途中下車だ。

MENU（メニュー）

• ハンバーグプレート：900円
• ベーコンとほうれん草のクリームパスタ：800円
• 本日のランチコーヒー（三日月ブレンド）：+200円

この日のランチメニューは、ハンバーグとクリームパスタのツートップ。ランチを注文した場合、200円でコーヒーを追加できるのも嬉しい。期間限定のこがしキャラメルのバスク風チーズケーキやパスタも気になるところだが、今回は私の好物・ハンバーグに舌鼓といこう。

ふっくらハンバーグに目玉焼きがトロリ！オシャレでウマい『三日月珈琲店』のカフェ飯とは？

注目のハンバーグプレートが到着。おお、コレはウマそう。キノコとガーリックソースをまとった主役のハンバーグに黄金色に輝く半熟の目玉焼き、そしてその下には彩り豊かな雑穀米がスタンバイ。おお、コレはウマそう。思わず同じことを二回書いてしまうほどのビジュアルの良さだ。

気づくと私は目の前のカフェ飯に夢中だった。ふっくらしたハンバーグから溢れる肉の旨味、食欲を加速させる王道のガーリックソース、そしてそこにトロリと絡む半熟の目玉焼き。うんめ。思わずミドルエイジの感嘆の声が、大曲駅前の喫茶空間にポロリとこぼれ落ちた。

つい主役に目を奪われがちな私だが、バイプレイヤーたちの存在も見逃せない。奥のフレッシュなサラダは、フライドオニオンの風味や食感がアクセントに。ジャガイモのゴロっとした食感が楽しめるポテサラも気に入った。ワンプレートに「美味しい」が大集結。今日のランチも大正解だ。

寒さが徐々に加速していくこの季節、冬が苦手な私はひとときの温もりを求めて、しばしば喫茶店に足を運ぶ。いつも親切なご夫婦が迎えてくれる『三日月珈琲店』もそのひとつだ。

やっぱり、ここ好きだな。本棚にあった「ウォーリーをさがせ！」をめくりながら、ふとそんなことを思う。そしてそこで見つけたのは、赤白ボーダーの服を着た眼鏡の彼と、私の心とお腹を満たす温かい幸せだ。