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【川越市】川越八幡宮の花手水は、毎日が見頃!時の変化を教えてくれる境内をゆっくり散策してみました。

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

関東では1月7日が「松の内」で、門松や正月飾りも見納めです。
お正月ムードが薄れていく前に、滑り込みで初詣に行ってきました。
川越には神社仏閣がたくさん存在しますが、私がいつも参拝するのは「川越八幡宮」。

あと8年で、創建1000年を迎えます。
気の遠くなる長い年月、途絶えることなく今日まで川越に鎮座してくださることに感謝。

川越八幡宮をお参りしながら、ゆっくり境内を散策してみました。
その中で、時の変化を教えてくれる境内の景観をいくつかご紹介したいと思います。

1月7日、初詣にきている方で行列ができています。
1月7日、初詣にきている方で行列ができています。

新年の訪れを教えてくれる巨大絵馬

毎年この時期に新しい干支の巨大絵馬が、境内でお披露目。
毎年この時期に新しい干支の巨大絵馬が、境内でお披露目。

地元の中学校の美術部が、毎年制作を担当しています。
大きさは、高さ2・7メートル、横3・6メートルの巨大な絵馬。
制作には2か月程かかるそうです。
この巨大絵馬の干支を見ると、新年が訪れたことをあらためて教えてくれます。

季節の変化を教えてくれる花手水

コロナの感染対策のため、柄杓の共用だけでなく、手水そのものを控える神社が
多くなってきました。
多くの神社では、参拝者に少しでも和んでもらおうと、手水舎や手水鉢を美しい花で飾る
「花手水」が広がっています。

川越八幡宮でも、手水鉢の中に色とりどりの花が飾られて、私たちを和ませてくれます。
春夏秋冬の生花が水面に放たれ、花の種類や色で目から季節を教えてくれる場所です。
息を飲む美しさに、思わず写真を撮る人も多いスポット。

今では地元の花屋さんの協力のもと、季節ごとの美しい花が頻繁に入れ替えられ、
いつもフレッシュで、美しい花手水を楽しむことができます。
川越八幡宮の花手水は、毎日が見頃です!

季節の美しい花と色が、心を和ませてくれます。
季節の美しい花と色が、心を和ませてくれます。

冬の寒い夜には、井戸水の温度の方が高く花手水から湯気が立つ現象がおきます。
夜中に自然に花手水から湯気が立つなんて、とても神秘的ですよね。
極寒の花手水( 出典:川越八幡宮 Face book 動画 )

限定の記念御朱印

御朱印を集めている方は、限定御朱印は抑えておきたいですね。現在は、
3種類の記念御朱印があります。

奥:創建千年祭記念 御朱印帳:
(限定:1000冊)初穂料:2000円

左:川越市市制施行百周年記念 御朱印:
(限定1000枚)初穂料1000円

右:花手水御朱印:季節限定 初穂料500円

特定の期間しか購入できない限定御朱印は、時の有難さを意識させてくれます。

花手水は、季節限定で変わります。
花手水は、季節限定で変わります。

時代を越え守られてきた川越八幡宮

川越八幡宮は、平安時代から現在まで途絶えず長く守り伝えられてきました。
あと、8年で創建1000年を迎えます。

創建1000年に向けて、境内のお色直しが始まっています。
境内の景観の整備や老朽化した神殿改修など、どんどん変化していく川越八幡宮に目が
離せません。

本殿の横に「こころの小径」という名の散策路も整備され、「ぐち聞きさま」やご神木を
はじめ多様な神さまにゆっくりと参拝ができるようになりました。
今までの歴史を守りつつ、未来に向けて新たな景観の変化が楽しめる川越八幡宮。

さまざまな神様が所々に鎮座し、お姿を見つけるのが楽しい
さまざまな神様が所々に鎮座し、お姿を見つけるのが楽しい

巨大絵馬で年の訪れを、花手水や御朱印で季節の変化、そして境内全体で1000年の時代を
感じさせてくれます。

1000年後もこの川越に在り続けるであろう川越八幡宮。
1000年後の未来の人々は、ここで何を願っているのであろうと考えるとロマンを感じます。

ゆっくりと散策してみると、新たな発見が幾つも見つけられそうです。

川越八幡宮
住所:〒350-0045 埼玉県川越市南通町19-3
電話:049-222-1396(社務所)
アクセス:川越駅東口より徒歩約6分 本川越駅より徒歩約7分
SNS:Face bookInstagram

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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