美人すぎるガザの活動家が歌う、パレスチナの人々の想い
一旦は停戦かとの報もあったものの、停戦協議は合意に至らず、イスラエルはパレスチナ・ガザ地区への猛空爆を再開。地上軍の侵攻も懸念されている。そんな中、友人で、ガザのアーティスト/人権活動家のシャハッドの訴えを紹介したい。
彼女が歌うのは、「Palestine will be free」(パレスチナに自由が訪れる)
元は、有名なレバノンの歌手 Maher Zain の歌で、イスラエルの猛攻撃に怯えつつも、いつか占領と暴力から解放されることを願う、ガザの人々の心情を歌ったものだが、同時にガザでの虐殺を黙認している国際社会へのメッセージのようでもある。
封鎖により慢性的に電力が不足するガザ。停電の闇の中でも輝くシャハッドの笑顔が印象的だ。是非、彼女の歌声から、ガザの人々の心情を感じ取ってもらいたい。
「Palestine will be free」(パレスチナに自由が訪れる)
毎日、私達は語り合う
辛い日々は今日で最後
明日には故郷へ還る
全てはいつか終わる
きっと明日、パレスチナに自由が訪れる
きっと明日、パレスチナに自由が訪れる
涙を拭ってくれる母も父もいない
だから私は泣かない
本当は怖いけど
ビクビクしたりしない
胸を張って堂々としているわ
心のどこにも何の疑いもない
きっと明日、パレスチナに自由が訪れる
ミサイルや爆弾が空に輝く
日光を反射する雨のしずくのように
私の大事な人たちを奪っていき
瞬く間に私の夢を壊していく
私たちの人権はどうなったの?
私たちの命の尊厳は?
全部、嘘だったの???
私はただの子どもだけど
あなたの良心がまだ生きているって
わかっているわ
私はこの手で慈しむ
すべての尊い砂粒を
すべての石ころを
すべての木々を
彼らが何をしようが関係ない
あなたを傷つけることはできない
あなたの魂はいつだって自由なのだから
きっと明日、パレスチナに自由が訪れる
きっと明日、パレスチナに自由が訪れる