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【引越しシーズン】狭い部屋を広く見せる簡単インテリア術5選

イエナカインテリアコーディネーター

9月や10月はお引越しシーズンです。かくいう私も9月に転勤で引越しました。
限られたスペースで自分好みのインテリアや手持ちの家具をどうレイアウトしようか、迷われる方も多いのではないでしょうか。

今回は、シンプルな工夫で部屋を広く見せるためのポイントを5つに絞ってご紹介します。

1. 明るい色を使う

壁や家具、カーテンなどに明るい色を取り入れることで、空間が広く見えます。
特にホワイト系の色味は、光を反射して部屋全体を明るくする効果があります。
狭さが気になる場合は、カーテンやロールスクリーンなどの窓周りのアイテムを暗い色よりも明るい色で選ぶようにしましょう。

2. 家具の高さを意識する

狭い部屋を広く感じさせるためには、家具の高さが重要です。特に背の高い家具は、視覚的に空間を圧迫します。
そこで、ロースタイルのソファやベッド、背の低い収納棚などの低めの家具を取り入れるとよいでしょう。
また、背の高い家具を使いたい場合は、部屋の手前側に配置し、低めの家具を奥に置くことで、視覚的に奥行きが生まれ、部屋が広く感じられる効果が期待できます。

3. 家具の脚を見せる

床が見える面積が広がると、部屋全体がすっきりと感じられます。そのため、脚が細く、床を隠さないデザインの家具を選ぶのが効果的です。特にソファや収納家具で脚が見えるタイプを取り入れると、空間が広がって見え、軽やかな印象を与えます。

4. 間接照明を使う

照明の使い方も空間を広く見せるポイントです。
天井に直接光を当てるよりも、壁や天井に向けた間接照明を使うことで、やわらかい光が部屋全体に広がり、奥行きを感じさせます
スタンドライトやフロアランプを使って、温かみのある間接光を取り入れると、部屋が広く感じられるだけでなく、落ち着いた雰囲気も演出できます。

5. 壁面を活用する

狭い部屋では、床のスペースが限られがちです。そこで、収納やディスプレイに壁面を活用するのが有効です。
オープンシェルフや壁掛けラックを使えば、物を収納しつつ、視覚的にスッキリとした印象を保つことができます。また、デコレーションも壁面に集中させることで、床が広く見える効果も期待できます。

これらの5つのインテリア術を取り入れることで、狭い部屋でも広々とした開放感を作り出すことができます。新しい住まいで、賢く空間を活用し、快適でスタイリッシュな生活を始めてみましょう。

インテリアコーディネーター

大学卒業後~35歳まで インテリアセレクトショップ・オーダーキッチンメーカー勤務。 お客様宅のインテリアコーディネート、キッチン、造作家具のプランニング、広報などに携わる。夫の転勤を機に退職、出産。現在はInstagramでの発信を中心に活動中。夫と2019年生まれの息子と3人暮らし。所有資格:インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザー準1級・カラーコーディネーター1級

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