梅雨も明けてないのに気温は既に30度。。
今年も暑い夏がこの日本列島にやってきます。エアコンのある部屋は涼しくて良いですが無い部屋での作業はまさに蒸し風呂状態。在宅ワークが進む中、暑い部屋では仕事をしたくないですよね。

そんな方にご提案したいのが「ポータブルエアコン」名前の通り、持ち運び可能なエアコンです！
いやぁ、時代は進みましたね。（スポットエアコンとも呼ばれます）
こちらですが、2019年11月1日からダイキンが初めてクラウドファンディングで支援を募集し実現した製品です。
クラウドファンディングをしてまで製品化に至ったということで大手ながらチャレンジングな挑戦をしているなと思って思わずポチッと支援しました。

既に市場にはポータブルエアコンがいくつか出ていますがCarrimeのすごい所は、本当に持ち運べるくらいの小ささ、そこに加え真っ白デザインでどんなお部屋にもオシャレに配置することができます。
特に気になるSPECを抜粋すると下記の通りです。

スペックを見ていただいて、お気づきの方がいるかも知れません。
なんと、消費電力が130wと抑えられているのため、ポータブル電源でも稼働させることができます。
つまりキャンプやBBQなど屋外でも利用が可能です。

口は全部で4つで冷風用と排熱用とで吸い込み、吹き出しと別れています。
このポータブルエアコンですが、ポジションとしてはスポットクーラーになります。
あくまで「スポット」です。注意書きにもありますが、部屋全体を冷やすものではありません。
このCarrimeの前に立つ者のみが周囲温度より-7度冷えた空気を味わうことができます。
ただ、回避策としては、専用のダクトアタッチメントが付属されているので、「排熱用のダクト・ダクトカフス」を購入すれば熱を外に逃がすこともできます。

実際どうなの！？

私が今まで使ってみた所感をお伝えします。
まず、ポータブルエアコンですが使えるのは冷やす機能のみです。排熱も出るのである意味温風も出ますが基本は冷風です。
お値段は66,000円(税込)ですが、試験的な製品なので定常的に売られているものでは無いようです。

良い所

・デザインがマジおしゃれ
・省電力(130w)なのでポータブル電源でも利用可能
・軽い(6kg)なので普通に持っていける

これは、ポータブルエアコン製品の中でもCarrimeが秀でている部分ですね。
他の場合、数十キロと重量があったり、デザインが業務用感が出ていたり、出力も1000Wなど出ているので
開発者の方もその辺を意識して開発したのかもしれないです。
そういった意味でも意識的な差別化ポイントがある分、弱い部分もあります。

あともう一歩

・確かに涼しいがもう少し涼しくなると嬉しい
・風量3、パワフルは結構な音量
・排熱ダクトが自前で準備しないといけないので専用ダクトを付属してほしい

省電力であるがゆえにもう少し涼しいと嬉しいかなと言うのがあります。(省電力がポイントなのでどっちをとるか。という所ですが。)
あと、ポータブルエアコン全てに言えますが、やはり室外機的な所も一緒に詰め込んでいるので音の問題はあります。
本体はオシャレですが、市販のダクトを購入して取り付けると↓のように急にゴツくなります。

と、いう感じでポータブルにする以上、どうしても良い部分、悪い部分が出てくるのですが利用シーンによっては非常に活躍の場が出てきたのでは無いのかなという印象です。

何より、こういったチャレンジングな製品をダイキンさんが作ったというのがスゴイなと思います。
他社には無い強みを出しつつ、今後も更なる改善が期待されます。
そして、2020年に届いた製品なので2021年、2022年頃にCarrime2が出てこないか私自身、非常に期待している所です。

そして、エアコンの紹介ですので音、質感などは動画の方がわかりやすい部分もあると思います。
製品紹介やCarrimeを使って車中泊など動画化しておりますのでお時間ある方は是非そちらも見てください。

製品紹介

ダクト取り付け

Carrime使って車中泊