Appleが開発者向けに配信しているiPhoneのOS『iOS 10.1 beta』にて、マップアプリの経路検索が日本国内からも利用できるようになっていることが分かりました。

ウェブサイト『Ata Distance』が開発者向けのマップアプリ画像を公開しており、そこから乗換案内サービス『ジョルダン』が乗換案内情報を提供していることが確認できます。

Apple Maps Japan Transit Goes Live in iOS 10.1 Beta - Ata Distance

経路検索は目的地を指定してから探す方法のほか、「新宿までの電車は？」とSiriに問いかけることで自動で探して貰うこともできます。

交通手段には車、徒歩、交通機関（鉄道やバスなど）、配車サービスから選ぶことができ、「IC」の文字からApple Payとも連動している模様です。

iPhoneの純正マップアプリは2012年9月19日から登場しましたが、そのデキはかなり残念なものでした。あれから4年、Appleはようやく「使える」マップアプリを提供できる力を身につけたと言えそうです。

今後、Googleマップとのシェア争いが始まりますが、SiriやApple Payとの連動を武器にどこまで戦えるかに注目です。