【モノ語り#19】PockeTool2.0:マルチツールって何故だか持っておきたくなる男のロマン
そのモノが、良いとか、悪いとか。それはもういいかなって。伝えたいのは、ぼくにとって、なんなのか。いわゆる "レビュー記事" とは違った、ぼくの道具にかける想いをただただ自分勝手に語ります。どうぞお付き合いください。
今日の話は、ぼくがいつもカバンに忍ばせて持ち歩いている「マルチツール」について。
マルチツールって、なんだか惹かれてしまう。「なんのために?」と聞かれると困ってしまうのだけれど、"なにかのために" 持っておきたい。そんなアイテムだ。
特にぼくはアウトドアもしないので、役立つ機会なんて極めて稀。でも、なぜか所持しておきたくなる。
「自分の身に、万が一にでも、何かの事故や災害が降り注いできたとき、役に立つときがくるかもしれない」
そんな気持ちを拭い去れることができず、いつもカバンに忍ばせて持ち歩いているのが、このカード型マルチツール「PockeTool2.0」だ。あるいみ「ロマン」を持ち歩いていると言っても、過言ではないだろう。
数あるマルチツールの中でも、この「PockeTool2.0」のデザインは特に、男の子のこころをくすぐってくる。
カード型でコンパクト。大きさにして、おおよそ名刺ぐらいのサイズ。なのに、30もの機能が備わっている。組み立てたときのデザインも、なんだかメカメカしくて、無骨で……手にしていること自体が楽しくなってくる。
まぁ実際のところ、「30 in 1」とはいっても役に立つのは5個にも満たない。ぶっちゃけちゃうとね。でも、マルチツールなんてそんなもんだろう。正直、ナイフ・栓抜き・ドライバー・クランチぐらいしか使わない。
でも「残りの25個がいつか日の目を見るかもしれない」という希望が捨てきれないから、いつもカバンに忍ばせてしまう。
マルチツールには老舗メーカーもある。だけど、所有欲をダントツで満たしてくれたのが、この「PockeTool2.0」だった。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
実用性?こまけぇことはいいんだよ!ただ持っていることが楽しくなれば、それで十分なのだ。