【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 Part23:お供え物のフルーツをカット 他
みなさん、こんにちは~!
韓国ドラマを見ていると、日本にはない独特の文化があり、ストーリーとはまた違う部分でも楽しめますよね☆
そこで、今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動」シリーズをお届けしまーす!
シリーズ23弾の今回は、ドラマでよく見る光景をもとに3つの不思議をあつめてみました~!
その前に、これまでのシリーズ第1弾から22弾まで、興味のある方はぜひ、こちらも合わせて読んでみてくださいね☆
それでは、今回の不思議を見てみましょう♪
「法事のお供え物のフルーツの上はカットする?!」
韓国ドラマもよく出てくる法事は、韓国語で「제사/チェサ」といいます。
韓国のチェサも日本の法事と同じようにご先祖様に沢山のお供え物をするのですが、梨やリンゴなどの果物の上の部分が包丁でカットされているのを目にしたことありませんか??
日本では見ないお供えスタイルで、最初見たときは、とってもびっくりしましたー!
このスタイルには諸説はありますが、ご先祖様に中身を味わってもらうために上の部分をカットしてお供えしているんだとか。
亡くなったご先祖様は現実にある食べ物を触ったり、味わったりすることができません。
ただし、目で見て感じることができるそうなので、中身が見えるようにカットするんですね。
目上の方を大切にする儒教の国・韓国の文化が垣間見えますよね。
ちなみに、果物以外にも「반찬(パンチャン)/おかず」やご飯、お酒等もご先祖様の人数分用意するんだとか!
こんなに、まごころのこもったお供えだとご先祖様もさぞ嬉しいでしょうね。
国が違えばご先祖様を思う方法もそれぞれ、千差万別でおもしろいですね~!
それではお次!
「雨の日はチヂミとマッコリ」
韓国ドラマで、雨だからチヂミとマッコリで乾杯♪ なんて風景を目にしたことありませんか??
こちらも諸説はありますが、雨の音とチヂミを焼く時の油がはねる音が似ているからと言われています。
そして、チヂミにはマッコリが合うことから、韓国では雨の日はチヂミとマッコリでしっぽり乾杯というのが定番に。
雨の日でなくてもチヂミは食べますが、雨の音を聞きながら食べるチヂミとマッコリは最高なんだとか。
なんと、雨の日にはチヂミ屋さんに行列ができるそうです~!
風物詩のようなものですね♪
それはそうと、韓国ではあまりチヂミと言わないことをご存知ですか??
「지짐이(チヂミ)」は釜山の方言で、ソウルでは主に「전(ジョン)」と呼ばれています
種類によって○○ジョンと呼び方も様々。
たとえば、キムチチヂミだったら「김치전(キムチジョン)」、海鮮チヂミだったら「해물전(ヘムルジョン)」などと呼ばれています。
日本でいうチヂミは、ねぎや海鮮が入っていることが多いですよね。
韓国では、「해물(ヘムル)/海鮮」+「파(パ)/ねぎ」「전(ジョン)/チヂミ」で、「해물전(ヘムルパジョン)」と呼ばれています。
憂鬱な雨の日は、お家でマッコリとチヂミを楽しんでみてはいかがでしょうかー?
韓国に行った気分が味わえちゃうかもしれませんよ☆
それでは最後の不思議をご紹介―!
「韓国人は引っ越しそばじゃなくて、ジャージャー麺?!」
日本では引っ越しの時、引っ越しそばを食べたりする家庭もあるようですが、韓国ではジャージャー麺を食べるってご存知ですかー?
韓国ドラマで引っ越しをした当日、ジャージャー麺をみんなで床に座って食べる姿を見ますよね☆
気になって調べてみたのですが、引っ越しを手伝ってくれた人へのお礼として、簡単に用意できるジャージャー麺をペダル(出前)するそうです。
それなら、他の食べ物でもいいのでは?という気もしますが、もしかすると昔はあまりペダル文化が発達してなくて、ジャージャー麺くらいしかペダルできなかったのかな?~なんて思ったりするのですが、どうなんでしょうね。笑
また、ドラマを見ていると、ジャージャー麺と一緒にタンスユク(韓国式酢豚)を注文してる場面が多いように思います♪
タンスユクは、お肉と甘酢あんが別々になっていて、あんを全体にどば~っとかける派と、お肉をその都度あんにつけて食べる派を分かれるそう。
日本とも中国とも違った、韓国式の酢豚もおいしいので、ジャージャー麺と一緒にためしてみてください♪
余談ですが、韓国でジャージャー麺を配達すると、お皿をサランラップで覆われた状態で届くんですが、韓国人はそのサランラップを割り箸で猛スピードでこすって破り開けます。
そのジャージャー麺の開け方が激しくて毎回びっくりします。笑
今回の不思議はいかがだったでしょうか?
韓国の文化を理解すると、ますますドラマを見るのが楽しくなりますよね♪
雨の日のマッコリ、是非ためしてみてください~!
でも、マッコリの飲みすぎには注意してくださいね。笑
それでは、また次回をお会いしましょう~♪
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