【みやま市】速報! 2024年春のみやまの桜開花情報♪ 今年もみやまの春を晴れやかに彩ります♪
2024年もいよいよ桜の季節が到来します!
2023年の11月から2024年の2月にかけて、気温は全国的に平年より高めに推移しました。桜の花は、開花する前年の夏には既につくられています。その後、秋から冬にかけて低温の中で眠りにつき、気温が高まった春に目覚めて開花します。これを「休眠打破」といいます。今年は秋から冬、そして春にかけての気温が高かったため、休眠打破の時期が遅れたといわれています。このため2024年の開花時期は平年並みか平年より遅く、満開時期は平年並みか平年より早いと予測されています。緑豊かなみやまにはいくつかの桜の名所があります。まずは「高田濃施山公園(たかたのせやまこうえん)」の桜です♪
高田濃施山公園は、福岡ドームの約1.5倍もの面積を誇る広大な公園です。春には約100本の桜が花を咲かせます。
公園内には既に花開いている桜もありましたが、まだ多くのつぼみもみられました。
では、「天保古山(てんぽこ)の平家一本桜」はどうでしょう? 源平の時代、みやま山々には平家の落人たちが隠れ住んだという言い伝えが残されています。小高い山の上にそびえ立つヤマザクラは幹回り2.8メートル、樹齢250年といわれています。
小高い山の上に一本、そびえ立つ桜の木は実に壮観で趣きがあります♪ 標高が高いせいか3月30日時点ではまだつぼみの常態でしたが、先週末から今週初めの気温の上昇を受け、これから次第に満開に向かうものと思われます♪
高田濃施山公園と天保古山の平家一本桜に並ぶみやまの桜の名所として「清水寺(本吉山清水寺)」があります(写真は3月31日時点のものです)。
本吉山清水寺は、806年に天台宗の開祖、伝教大師最澄(でんぎょうだいしさいちょう)によって開かれた南筑後の名刹です。三重の塔の鮮やかな朱色と桜の穏やかなピンクが、山々の緑に美しく映えています♪
三重の塔近くの第三展望台にも多くの桜が植栽されています(写真は3月31日時点のものです)。
桜のアーチの下にはみやまの町、そしてさらに筑後平野が広がります。空の青さと大地の緑、そして桜のピンクのコントラストが実に鮮やかです♪
数ある花の中でも、桜はその美しさやはかなさから日本人の心情に強く訴えかける魅力を持つ花です。2024年の春、今年も美しい桜を愛でるゆっくりとした春の一日を過ごしてみませんか♪
●高田濃施山公園●
〒839-0221 福岡県みやま市高田町下楠田480
●天保古山(てんぽこ)の平家一本桜●
〒835-0114 福岡県みやま市山川町甲田1237−75
●本吉山清水寺●
〒835-0003 福岡県みやま市瀬高町本吉1119−1