【西宮市】日本酒メーカーの「巨大看板」が消えた・・・かつての様子を思い出してみました。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/furumototakuji/article/00158859/top_1637761967136.jpeg?exp=10800)
灘五郷うち、西宮郷と今津郷をかかえる西宮市。
![阪神今津駅のイラスト看板](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/furumototakuji/article/00158859/internal_1637939171513.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
かつては酒造メーカーの大看板が、街の空にあったのを思い出します。
が、2021年7月から始まった白鷹の看板の撤去作業をもって、姿を消しました。
きっかけは2018年の台風21号被害
2018年9月に日本列島を襲撃した、台風21号。
![台風21号の被害を受けた西宮港](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/furumototakuji/article/00158859/internal_1637761985037.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
西宮市内にも、大きな爪痕を残しました。
この時に被害を受けた日本盛の看板の撤去が、引き金になったようです。
大関の看板撤去は2019年
2019年には、平成の年号と共に大関の看板が姿を消しました
![大関の「大看板」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/furumototakuji/article/00158859/internal_1637762067250.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
2016年に制定された条例により、それ以前からあるものは存置することは出来るものの、新たに作り変えることは不可能となりました。
大関というと、ここから約600mにある今津灯台が思い出されます。
![現役最古の灯台・今津灯台](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/furumototakuji/article/00158859/internal_1637938253749.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
1810年(文化7年)に設置、1858年(安政5年)に再建された「現役最古の灯台」で、こちらも大関が所有しています。
ですが、現在工事中の閘門の完成に合わせ、移築が検討されているとのこと。
今津の港を照らし続けた2つの「灯り」が、この場所から消えることになります。
2020年には白鹿、白鷹が・・・
2020年6月には、白鹿(辰馬本家酒造)の赤い看板が、戎蔵と共に解体。
![戎蔵の上にそびえ立つ白鹿の看板](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/furumototakuji/article/00158859/internal_1637762112164.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そして前述のとおり、2021年7月からの白鷹の工事をもって、全ての大看板が無くなりました。
![最後まで残った白鷹の看板](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/furumototakuji/article/00158859/internal_1637762296478.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
街のシンボルとも言うべき「ランドマーク」がもう見られないと思うと、なんとなく物悲しくなります。