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1~4番がチーム全安打を放ち エースが6回1失点の好投でリーグトップの12勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先発のヨキッシュと左から3、4、2番のキウム打者陣(写真:キウムヒーローズ)

22日の韓国KBOリーグは全5試合が17時開始で行われました。

KIAタイガース-キウムヒーローズ(クァンジュ)は6-1でキウムが勝利。キウムの先発エリック・ヨキッシュ投手が6回6安打、ソロホームランの1点に抑える好投で、リーグ単独トップの12勝目(5敗)を挙げました。

キウム打線は8安打すべてを1~4番の打者が放ち、2番キム・ヘソン選手が3安打、3番ソン・ソンムン選手が2安打3打点。そして4番パク・トンウォン選手が17号3ランを含む2安打3打点でした。キウムは連敗を3で止めています。

◆「複数の主力を欠くNCが若手の力で3連勝」

先月、リーグ規約の感染症防疫違反、品位損失行為により主力4選手が72試合出場停止となったNCダイノス。しかし出場機会を得た若手選手が好守で存在感を発揮しチームは3連勝です。じわじわと順位を上げて3位と3ゲーム差の4位につけています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルス戦に9番ライトで先発出場。1打席目に4月29日以来となる三遊間をやぶるヒットを放つと、次打者の初球に今季2つ目の盗塁に成功。2打席目は9球粘って空振り三振、3打席目サードゴロ、4打席目はセンターフライでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月22日(日)の結果

・トゥサン 3 - 11 ハンファ(チャムシル)

 勝:キンガム

 敗:イ ヨンハ

・サムスン 4 - 4 SSG(テグ)

 勝:

 敗:

・KIA 1 - 6 キウム(クァンジュ)

 勝:ヨキッシュ

 敗:パク チンテ

・ロッテ 1 - 3 KT(プサン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:フランコ

・NC 4 - 3 LG(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:ケリー

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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