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3役を1台に!進化したモバイルバッテリーで得する人はこんな人

ともさん動画クリエイター

ここ数年モバイルバッテリーの進化が止まりません。
今回紹介するのはAnkerさんが作った3つの機能を一つにまとめたモバイルバッテリー「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」です。
とても便利ですが合う人、合わない人がそれぞれいる製品なのでこれから紹介していきます。

■ポイント
・モバイルバッテリー、充電器、ケーブルがオールインワン
・軽い、小さい
・スマホ用にピッタリ
・なくさない、かさばらない

本体のスペックや機能

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

今までAnkerさんだと「AC入力(コンセント)」や「ケーブル一体型」はそれぞれ存在していましたが全てを合体させた製品はこれが初めてです。

箱から開けても本体と書類系が2つ入っているだけで非常にシンプルです。

見て分かる通り本体には「充電器としての機能(AC入力)」「モバイルバッテリー」「ケーブル」が全て一つにまとまっています
つまりこれ一つ持っておけば出先でもスマホに充電できるし、コンセントがあればモバイルバッテリー本体自体も充電出来てしまう万能型なのです。

手のひらサイズ
手のひらサイズ

主な仕様は下記の通り

サイズ:約83 x 50 x 31mm (プラグ部を除く)
重さ:約200g
バッテリー容量:5000mAh
ポート:AC、USB-C内蔵ケーブル、USB-C
■本体充電
AC入力:100V-240V ~ 50-60Hz 1.5A(15W)
USB-C入力 / USB-C 内蔵ケーブル入力:5V = 2.1A(10.5W)
■出力
急速充電器として使用時:MAX 30W
モバイルバッテリーとして使用時:MAX22.5W※22.5W出力はHuawei機器のみ対応

大きさ的には手のひらサイズで小さいです。
重さも200gで非常に軽いです。
旅行や外出の際にも邪魔にならないのが嬉しい所ですね。

ACプラグの部分もちゃんと折りたためるのでカバンの中で他の何かを傷つけることもありません。

本体側面にボタンがありますが押すとディスプレイが表示されてバッテリー残量が表示されます。
艶のあるディスプレイに表示される文字も明るさがあり非常に見やすいです。

他機器へ充電(モバイルバッテリーモード)

実際に使ってみます。
まずはコンセントに繋がずに内蔵ケーブルでスマホにそのまま差し込みます
スマホもしっかりと高速充電と表示がされいます。
公式のスペックでは「MAX22.5W」となっていますが22.5Wが出し切れるのはHuawei機器のみ対応です。(この縛りはこの機器に限らずたまに見かける仕様です)
実際は機器によりますが10数Wぐらいになります。
世間一般的にはそれぐらいの出力があれば急速充電の部類に入るのでスマホ充電ではほぼ問題にならないと思います。

他機器へ充電(充電器モード)

コンセントに繋ぐと急速充電器になります。
出力の方も「MAX30W」に上がります
先ほどのモバイルバッテリーモードよりも性能が上がります

ちなみにですがこちらのPower Bankはパススルー充電は記載が無かったので非対応だと思われます。
※パススルー:バッテリー本体を充電しながら、USBで繋がれた他機器へも充電する

電力を計測できる機器で試した所、一時的にパススルー充電をしているような挙動を見せましたが少し時間が経つと本体への充電は止まります。
その場合優先順位としては「繋がれたデバイスへの充電」「バッテリー本体の充電」の順番になります。

バッテリー本体の充電

バッテリー本体の充電「コンセントに差す」「USB-C内蔵ケーブルで充電器に差す」「お持ちのケーブルで充電器に差し込む」の三種類あります。

まずはUSB-C内蔵ケーブルで差し込んでみると約10Wで充電が出来ました。

自前のUSB-Cケーブルを使用もしましたが内蔵USB-Cケーブルと結果は同じでした。

そして一番使うであろうコンセントにも直接差し込んでみました。
※ACの出力計が表示されなかったので10-15Wぐらいだと思われます。

まとめ

色々と使ってみて感じた良い所と気を付ける部分をお伝えしたいと思います。

■良い所
・3つの機能が一つで持ち運びには便利
・軽いしコンパクト
・ディスプレイがカッコいい

まさにお出かけ時に使える一台です。
ケーブル一体型になることでカバンの中もゴチャつかなくなりますし、何よりケーブルだけ忘れた!なんてことも無くなります。
スマホの充電ぐらいしかモバイルバッテリーや充電器を持ち歩かない人にとってはとても便利な一台だと思います。

■気を付ける部分
・5000mAhで容量が小さめ
・パススルー充電が出来ると更にGOOD
・スマホ以外の高出力が必要な機器に使用するには性能が控えめ

特に意識した方が良いのが容量です。
最近だと5000mAhだったり6000mAh台の超大容量バッテリースマホも登場してきています。ギリギリ満充電できるかできないか。と、少し不安に思う場合もあると思います。ご注意ください。
また、急いでバッテリーもスマホも両方充電したい!という人もパススルーには対応していないので少し待ち時間が長く感じる可能性もあります。
ノートPCだったり別の大容量モバイルバッテリーを充電したい等の要望がある場合は別の機器を検討してみても良いかもしれません。

総じて

とはいえ、持ち歩きに特化している製品ではあるのでスペックがどうのこうのと言うより、スマホ用を意識してリリースされた製品にも感じます。

充電速度だったりバッテリー容量5000mAhぐらいで大丈夫という方にとっては軽い、コンパクトで荷物としてもかさばらないので非常に嬉しい一台になるのかなと思います。

そして今回のPowerBankですが動画にもまとめています。
細かい動きだったりサイズ感だったり動画の方が分かりやすい部分もあると思いますのでお時間のある方は合わせてご覧ください。

動画クリエイター

ちょっと変わった車、面白い製品を中心に紹介します。生活は豊かになるか分かりませんが、世界感は広がると思います!専門家では無いのでかゆいところに手は届きませんが、興味を持ってもらえる作品を作っていきます。

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