【富士宮市】『妙蓮寺』で風にゆらゆらとなびくハンカチの花が咲き始ました 藤棚も見頃です!
富士宮の下条にある日蓮正宗『妙蓮寺』は、大石寺、北本門寺、西山本門寺、小泉久遠寺とともに、同門流の『富士五山』を構成している由緒あるお寺です。
4月になると、珍しい桜や鮮やかな牡丹、ツツジが境内を彩ります。
4月20日に訪れたときには、ボタンが満開でした。
とても珍しい桜だと、ご住職さんが説明してくださった桜も見られました。
(せっかく名前を教えて頂いたのに、忘れてしまいました…)
富士菊桜というそうです!
先週はまだ開花していなかったハンカチの木は…
2、3個開花が見られました。
ハンカチの木の花は中央の黒紫色のところで、花びらのように見えるのは苞と呼ばれ、太陽の紫外線をから花を守る傘の役割をしています。
この2枚の白い苞がハンカチのように開いて風に揺れる様が『ハンカチの木』という名称の由来です。
樹高が3mに到達するまで通常10年かかると言われ、この高さまで到達してはじめて、ハンカチのような苞を見ることができるのだそう。
本日は少し風が吹いていたので、ふわふわと遊ぶように苞が風になびいていました。
藤棚は見頃を迎えていました。
それほど広いスペースではありませんが、30センチほどの花を垂れた藤は見ごたえがあります。
また妙蓮寺の表門と客殿は市指定文化財になっています。
ハンカチの木はGW時期が見頃ということです。
歴史的建造物と春を彩る花を鑑賞していたら、周辺に広がる畑側からオス雉の鳴が聞こえ、のどかな時間をさらに引き立ててくれました。
日蓮正宗 妙蓮寺:富士宮市下条688