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【福岡市】100gを約1時間かけてハンドピックした生豆 自家焙煎し職人技で淹れた極上の一杯を頂く

Akikoyamaライター(福岡市)

コーヒーの生豆に混ざっている欠点豆(カビ豆や虫食い豆、石ころなど)を取り除く作業「ハンドピック」。コーヒーの生豆100グラムにつき約1時間費やして行ない、スッキリとした味わいを追及する。

こんにちは、地域クリエイターのAkikoyamaです。

福岡市西区石丸にある「手紙ーふみcoffee(ふみコーヒー)」は、2024年3月にできた珈琲豆専門店です。コーヒーなどのドリンクはテイクアウト可能、小さなイートインスペースがあります。
2022年より、珈琲豆のネットショップを開始し、その際、一筆箋をつけて配送していたことから、実店舗の名に「手紙(ふみ)」をいれました。

穏やかな笑顔で、にこやかに話される店主の、珈琲を淹れる時の真剣な眼差し、ハンドピックにかける熱量に、リスペクトしながらお話しを伺いました。

アクセス

場所は、名柄川と、西鉄バス停「石丸3丁目」の中間に位置しています。入り口は車道に面しておらず、建物の南側になります。見えにくいですが、裏へお周りください。隣にはコインパーキングがあります。

テイクアウトができるドリンク

この日のテイクアウトができるドリンクはこちらでした。小さなイートインスペースで飲むことも可能です。

選べるコーヒー

選べるコーヒーは、豆を選べます。それに合わせて店主が淹れてくださいます。アイスコーヒーのおすすめは、ペルーだったり、グアテマラだそうですが、お好きなものをどうぞ、とのこと。私は、コロンビアのウイラ・スプレモにしました。

急冷式のアイスコーヒー

注文後、アイスコーヒーは、急冷式で淹れます。急冷式とは、お湯で抽出したコーヒーを氷で急速に冷やす淹れ方です。コーヒーサーバーにたっぷりの氷を入れたその上で、ペーパードリップの手順でコーヒーを抽出します。抽出ならではの香りとコクを楽しめる風味豊かな一杯に仕上がります。

ワイングラスのアイスコーヒー

そうして出てきたのが、ワイングラスで出てきたアイスコーヒーです。アイスコーヒーの香りを楽しむには、ワイングラスが最も適しているのだとか。

コロンビア/ウイラ・スプレモ

「ブルーベリーやミックスベリーのような香りに、繊細な酸味とクリアな苦味が特徴の一杯」という説明が書かれていたこちらの豆は、淹れかたが難しく、よくテストのお題にもなるそう。

ベリーの香りとクリアな苦味に惹かれて選びました。

芳醇に薫るコーヒーの香りを、ワイングラスで楽しみ、そして一口。よく冷えたアイスコーヒーの、ほのかな酸味とキリッとした苦味が、夏のほてった体を、心と共に癒してくれるようです。

美味しいコーヒーをじっくりと味わいながらいただきました。

コーヒー豆

コーヒー豆は、説明と共に、眺めることが可能。気に入った豆を購入すれば、自宅でも極上の一杯を楽しめます。

右側の白い豆がハンドピック後の生豆です。

手紙のパッケージ

お店の名前にもなっている手紙は、豆やギフト用のドリップパックのパッケージデザインに生かされています。

居心地の良い店内と美味しすぎるコーヒーに、またすぐにでも行きたくなるお店「手紙ーふみcoffee(ふみコーヒー)」をご紹介しました。

手紙ーふみcoffee(ふみコーヒー)

住所:福岡市西区石丸3丁目13-18
営業時間:平日11:00~19:00/土日10:00~17:00
定休日:火曜日 水曜日
電子マネー支払い可能
URL:インスタグラム

※記事内容は取材当時のものです。

ライター(福岡市)

主婦歴20年アラフィフ3児母の飯炊きMomが綴る外食記録。海外からも人気な福岡の美味しいグルメや心地良い空間、また地域の情報をお伝えします。

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