和たんすを捨てる前に見てほしい!洋風チェストに変身させた驚きのリメイク方法とは
我が家のクローゼットを占領していた桐たんす。
母から持たせてもらった着物を入れるために、ネットで格安購入したものです。
しばらく開けないうちにシミが発生してしまいました。処分してしまおうか迷ったのですが、着物を管理しないといけないし思い切ってリメイクすることにしました。
リメイク後の姿がこちら
インスタグラムで投稿したところ、あっという間に再生数が220万回を超え、たくさんのコメントを頂きました。
私と同じように箪笥の扱いに困っている人の多さにも驚きましたし、リメイク後の姿に感動して下さる人もたくさんいて、とても嬉しいです。
リメイク方法をお見せしますので参考にしていただければ幸いです。
DIYなんて自分には無理だ…そんな人でもできることがありますので、最後までご覧くださいね。
①たんすを洗う
お湯洗いという技法でシミを落とします。これは、たんす修復職人さんがする技法のひとつとして実際にあるものです。
洗っても全部のシミは取れませんでしたので、やすりがけします。
シミを削って、表面をなだらかに整えることが目的。根気のいる作業ですが難しいことはありません。
②たんすを塗装する
塗装の目的は木肌の保護と、和から洋へのイメージチェンジ。使った塗料は水性ステイン。
本当はペンキを塗ってがっつり洋風キャビネットにしたかったのですが、チープなたんすでも一応、桐です。調湿性を少しでも残せるように、ステインに。
ペンキよりも塗装が簡単なのも魅力。
布に含ませたステインをさささーっとのばします。特別なテクニックがなくてもイイ感じに仕上がるのが嬉しい♪
③たんすを切る
一番驚かれたポイントです。なぜ切る必要があったのかは後ほど説明します。
桐のたんすと言っていますが、多くの人がイメージするような「ザ・桐の和箪笥」ではないのが救いでした。横板と背板は5ミリほどと、とても薄いので手のこでカットできました。
④たんすを継ぐ
バラバラになったたんすを継ぎます。だるま落としのように間を抜いて小さくしたかったんです。①~④段のチェストにリサイズします。
ダボ継ぎという方法で継ぎました。
⑤たんすを装飾する
DIYなんてハードルが高すぎる、そんな人はこの工程だけでもやってみませんか。
ホームセンターでカットしてもらった桐の天板をのせます。
天板の側面には、モールディングという細長い棒を貼り付けてあらかじめ装飾してあります。モールディングも1本数百円でホームセンターで買えます。
取っ手も付け替えました。私がいつも買うのは海外のサイトなのですが、100均にもホームセンターにもあります。
⑥脚をつける
今回、どうしても使いたかったのがこの、ろくろデザインの脚。
これで一気に洋風にシフトできます。金具をビスで固定し、くるくる回して取り付けるだけ!
だるま落としのように、間を抜いて小さくした理由は、脚を付けることを考慮したから。高さが出すぎないようにリサイズしたんです。
完成
どうですか♪桐の素材の良さはいかしつつ、今のインテリアに合う雰囲気、扱いやすいサイズになりました!脚をつけたことで引き出しやすく掃除もしやすくなって快適です。
質問などありましたら、インスタグラムの動画へコメントか、DMください。可能な限りお返事させて頂きます♪