元家政婦が教える「モノを減らさず替えるだけ」で収納をコンパクトにする方法とは?
最近のシンプルな暮らしの流行で、モノはなるべく減らすのがいいと思ってしまいます。しかし、長年使ってきたモノを捨てたりやめたりするのは、なかなか大変ですよね。実は、モノを減らさなくても、普段使っているアイテムをちょっと変えてみるだけで、収納をコンパクトにできる方法がありますよ。
トイレットペーパーを替える
まずおすすめなのは、トイレットペーパーを変えてみることです。トイレットペーパーは、1パッケージに12ロールほど入っており、結構かさばるものですよね。それだけでトイレの棚がいっぱいになってしまうことも。そこで、トイレットペーパーを2倍巻き以上に変えてみましょう。〇倍巻きトイレットペーパーは、1ロールの大きさは通常のものとほぼ同じで、巻きだけが多くなっています。ですから、大きさは変わらないのに長く使えるのです。
2倍巻きにすれば、単純にスペースが1/2になりますよね。おすすめなのは、5倍巻き以上のもの。かなりの省スペースになります。私は、ドン・キホーテの5.5倍巻きトイレットペーパーを愛用中。4ロールの大きさで22ロール分使えますから、スペースパフォーマンスが高いですよね。交換回数や買い物の回数も減らせますから、家事の手間も少なくなります。コンパクトだから買い物もラクチン。一石二鳥以上ですよ。
ティッシュを替える
トイレットペーパーと同じで、ティッシュもコンパクトなものにするのがおすすめです。箱ティッシュではなく、箱なしのティッシュの方がスペースを取りません。そして、コンパクトながらも、少し枚数の多いティッシュの方がいいですよね。こちらについても、ドン・キホーテのソフトパックティッシュを使っています。通常、箱なしティッシュは1つにつき150組300枚入り程度が多いのですが、こちらは160組320枚入り。1パック10個では、100組200枚多く入っていることになります。少し多く入っているのにサイズは同じくらいですから、こちらもスペースの節約になりますね。※ドン・キホーテの便利な日用品については、私のサイトの記事『元家政婦が愛用する「ドンキの掃除グッズ」12選!ヒルナンデス!で紹介したアイテムも』をご覧ください。
タオルを替える
バスタオルは大きくてかさばるモノのひとつ。季節によっては乾くのに時間がかかり、それだけで家事の負担にも。大きなバスタオルではなく、スポーツタオルなどの小さめのタオルにするのがおすすめです。子どもや短髪の男性なら、フェイスタオルだけでも案外大丈夫ですよ。
元々は、短髪の夫が独身時代から身体もフェイスタオルで拭いていたことから、「なんだ、案外バスタオルじゃなくてもいいんだ!」と思ったことがきっかけです。タオルの大きさを替えるだけで、収納スペースが少なくて済むようになりました。もう、大きなバスタオルに戻ることはないでしょう。
傘を替える
玄関でかさばるもののひとつが、傘ではありませんか?傘についてはもう、折りたたみ傘を使うのが断然おすすめ!今は、広げると大きな折りたたみ傘や、風にも負けない丈夫な傘、日傘兼用なものなど、多種多様な折りたたみ傘があります。気に入ったものがきっと見つかりますよ。
折りたたみ傘なら、傘立てなどがなくても下駄箱の隅に入れられます。長い傘は収納スペースを取りますが、折りたたみ傘ならちょっとの隙間にシュッと入りますよね。さらに、持ち歩きもラクですよ。長い傘がないと困りそうな気がしますが、案外なくても困らないものです。
減らさずチェンジで省スペースに
モノを減らすのは大変ですが、いつも使っているものをチェンジするだけなら簡単にできます。ひとつひとつのスペースは微々たるものでも、集まれば結構なスペースに。今回ご紹介した4つのアイテムを替えてみるだけでも、収納に余裕ができるはずですよ。タオルや傘などは、ダメになったタイミングで替えれば、使えるものを捨てる罪悪感もありません。ぜひためしてみてくださいね。