【御殿場市】恋人の聖地『新橋浅間神社』地元の高校生デザインしたオリジナル絵馬が《かわいい‼》と話題!
御殿場市の『新橋浅間神社』は、プロポーズにふさわしい『恋人の聖地』のひとつとして認定されています。
富士山東表口参道宮として、御殿場の地に鎮座する『新橋浅間神社』。
建久4年(1193)に源頼朝が富士の巻狩りをしたときの創建された、応保元年(1162)に熊野衆徒・鈴木氏により造営されたとも伝承されておりますが、詳細は不明なんだそう。
御祭神は富士山の噴火を鎮めるため『木花咲耶姫』が祀られています。
また、
『天照大御神(あまてらすおおみかみ)』…日本神話の主神と言われる女神
『瓊瓊杵尊(ににぎにみこと)』…木花咲耶姫に旦那様
『誉田別命(ほんだわけのみこと)』…第15台代・応神天皇
『菅原道真(すがわらのみちざね)』…学問・文化芸術の神様
が合祀神として祀られています。
第一鳥居は県道153号線沿いに堂々と立っています。
『新橋浅間神社』では富士山開山時は御殿場口の起点として開山式や、大わらじを担いで練り歩く御殿場わらじ祭りが開催されます。
江戸時代には陸では街道や宿駅、海では港や航路などの交通機関が整えられ、人々がいろいろなところへ行くことが可能になりました。また庶民の間で富士山信仰が高まり富士山を詣でため、多くの人が御殿場周辺へと訪れるようになりました。
御殿場ではわらじ作りが盛んに行われ、御殿場の農家の内職として貴重な収入になり、作られたわらじは東海道や富士山を歩く旅人たちの足を守ったそうです。
参道を進むと、木の花池の石橋左側に『恋人の聖地』と記された記念碑があります。
これは令和元年度の御殿場高校「生活創造デザイン科」の2、3年生が、新橋浅間神社ゆかりの『緑結び・富士山・わらじ・木花咲耶姫』をテーマにデザインされたもの。
中心には、縁結びと健脚祈願の象徴であるわらじー対を組み合わせた、猪目形の窓があしらわれています。
絵馬掛け左側には縁結びの小径があります。
この道は女道・男道と2本の道があります。
道の途中に『相生の木(相生とは1つの根元から2本の幹が分かれている木)』があり、素晴らしい縁が生まれるといわれているんだそう。
そして絵馬掛けには、バラの花束をイメージした絵馬と縁結びの願いを込めた水引飾りと富士山を描いた絵馬が掛けられていました。
県立御殿場高校の高校生がデザインしたという絵馬は両方ともとてもかわいいデザインです。
ちょっと大きめなので二人でペンを持って一緒に願いを書けるようになっています。
二人でこんなかわいい絵馬に願掛けしたら、ご利益がありそうですね!
『木花咲耶姫』は桜の花のように咲き栄える女性という意味の名前で、とても美しく誉れ高い女神様。縁結びのご神徳もあるそうです。
また娘が一対のわらじを富士山に奉納し、豊作と縁結びを祈願し、良縁に恵まれたという逸話も残っているそうで、『恋人の聖地』と呼ばれるのにふさわしい神社でした。
ちなみにこのかわいい絵馬欲しい方は、社務所が開所されている平日に訪れるか、御殿場駅箱根乙女口の富士山御殿場・はこね観光案内所で購入してくださいね。
新橋浅間神社:御殿場市新橋2083
社務所開所時間:9:00~12:00・13:00~16:30(平日のみ)
富士山御殿場・はこね観光案内所
住所:御殿場市新橋1940-10
TEL:0550-83-4770
営業時間:9:00~17:00