最後まで生き残る文房具!プロが教えます「鉛筆の歴史と正しい持ち方」安心して使い続けられるのは鉛筆です
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
絵を描いている友達が僕が文房具好きということを聞きつけて「鉛筆、貸してあげようか!」と、わざわざ持ってきてくれました。
こういうご厚意は、本当にありがたいです。僕にとって新しくて新鮮な文房具に出会えるので、ブロガー魂に火がつきます。
写真を撮りながら、絶対に良いブログ記事に仕上げてやるぞという気持ちがグラグラと沸き立ってくるのです。これはナイスです。
鉛筆の起源です
時は遡り1560年台のイギリス。ボローデール鉱山で大変良質な黒鉛が発見されました。その黒くなめらかな性質は大注目されました。
当時の人たちは、これは何かに使えるだろうと、こまかく切ったり、にぎりの部分をヒモで巻いたりして筆記具にしたのです。
こうして世界最初の鉛筆は作られました。グリップ部分に板で挟んで握れるようにして、筆記具として使い始めたのです。
最初は木片で挟んでいた
黒鉛をカットして手頃なサイズにしてから、板で挟んで筆記具として使い始めた。これがまさに鉛筆の始まりです。
ファーバーカステルやステッドラーも黒煙に硫黄を混ぜたりして、良いものが出来ないかと大苦戦していたみたいですよ。
糸巻きの鉛筆の方が先に世に中にあったのかと思いました。このあたりの事実を探るためにも、当時の世界に行ってみたいです。
正しい持ち方を教えます
鉛筆の持ち方など、どうでも良いと思っている貴方!そんな訳ないでしょ。正しい持ち方が、美しい字が書ける近道なのです。
正しい持ち方を徹底解説します。
- 親指と人さし指で鉛筆を軽くつまむ
- そのまま、人さし指を鉛筆の削り端に置く
- 親指は人さし指より少し後ろに置く
- 中指を下から支える
- 力が入り過ぎないように指の力を抜く
- 手のひらに余裕空間をつくる
この形が出来たなら描き始めましょう。この基礎さえ覚えちゃえば大丈夫です。
不思議な鉛筆、発見!
このファーバー・カステルの鉛筆、不思議なんです。なんと全部「芯」。少しだけ重量感があって重いです。どう使うのでしょうか。
絵を描いたりする人ならわかると思います。この鉛筆は、一回削ったら他のモノよりも長く描き続けることが出来るのでしょう。
鉛筆を削るって、楽しみでもあり、ストレスでもありますからね。まだまだ小学校で鉛筆を使っている人、大事に使ってあげてね。
鉛筆は劣化が少ない文房具
鉛筆は劣化が少ない文房具のひとつです。おばあちゃんが何十年前に使っていたペンケースでは、鉛筆しか使えませんでした。
他の文房具、消しゴムやサインペンは劣化が激しくて、全く使い物になりませんでした。消しゴムは石じゃないかと思いました。
そんな中、鉛筆だけはスラスラと当時の姿を再現するかのように書けたのです。劣化が少ないって、凄いことかも知れませんね。
まとめです
鉛筆が凄い筆記具だということがご理解いただけましたでしょうか。文化レベルの象徴として大切に保管しておいても良いですね。
保管の際にはくれぐれも湿度管理に気をつけてください。長期保管していると、木の部分が割れてしまいやすくなるんです。
今日は鉛筆の香りに囲まれて記事を書きました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!
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