【大津市】パレスチナ支援のオリーブオイルを始め様々なフェアトレード商品を扱うBOXSHOPが浜大津に
こんにちは、Sariです!今回はエシカルレポートです。
みなさんは、フェアトレードという言葉を聞いたことはありますか?
フェアトレードとは直訳すると「公正な貿易」で、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。(フェアトレード・ジャパン公式HPより)
大津市にはまだまだフェアトレード商品にお目にかかることは少ないですが、大津市浜大津の明日都浜大津1階にある大津市市民活動センターの一角BOXSHOPに、フェアトレード商品を見つけました。
BOX SHOPは、大津市市民活動センターで大津市内の市民公益活動団体の生産物などを紹介するコーナーで、フェアトレードのものは、NGOと連携している団体さんのものだそうです。チャリティにもなるとのことで、一粒で2度美味しい取り組みです。
パレスチナのものとしては、アラブ人とイスラエル人が共に働き作っているオリーブオイルや、パレスチナ女性の刺繍の小物を販売していたり、お馴染みのものではオーガニックでフェアトレードコーヒーやチョコレートが置いてありました。
パレスチナではオリーブが何千年も前から育てられているそうで、こちらのオリーブは農薬も化学肥料も使っていない畑(認証なし)で丁寧に育てられた一級品。そのオリーブをハンドピッキングし24時間以内にコールドプレスして酸化しないように作られたもので、このサラッとしているのに芳醇な香りを持つようなクオリティのオリーブオイルはイタリア産だと1万円以上の価値がするのだそう。フェアトレードなのに、これは2600円です。
滋賀ではここでしか扱っていないそうです。
こちらはアラブの女性の方が、ひと針ひと針手作業で縫い上げた刺繍の小物。アラブの女性はなかなか外に出る機会がないので、こうして仕事としてグループで作業できるのは健康的にもいいのだそうです。とても精巧に作られていて素敵ですよね。
こちらはフェアトレードの会社のチョコレート。こちらは結構色んなところで売られているので、見かけたことがある方も多いかもしれません。新作のオーツミルクのチョコレートも売られていました。
こちらはフェアトレードコーヒー。15種類のフェアトレードのコーヒー豆を日替わりで提供されているそうです。コーヒーマシーンはデロンギで本格的。味が気になったので一杯いただいてみました。
この日は木曜日だったのでスペシャルコーヒーのハイチという珍しい種類で150円(木曜以外は100円)
お供に新作のフェアトレードチョコレート(440円)もいただきました。
カップもリユースカップで提供してくださり、エシカルです。
150円でこれだけのクオリティのものが飲めるのならお得だと思いました。
チョコレートもオーツ麦の風味が生きていて美味しかったです。
まとめ
他にも、滋賀の作業所さんで作られたクッキーや県内の間伐材を有効利用したおもちゃなどの販売もありました。木工のクリスマスツリーや機関車などの木工キットもあって、プレゼントにも喜ばれるのでは。
また大津市内の耕作放棄地で無農薬で栽培された赤紫蘇のジュースも人気だそうです。
フェアトレードやSDGsな取り組みをしているBOXSHOPさん。
テイクアウトコーヒーはBOXSHOPがある明日都浜大津で働いているビジネスマンの方がお昼休みなどにマイカップを持って来て、交流スペースで楽しんでおられました。自然に浸透している感じがして素敵だなと思いました。
ぜひご興味のある方は訪れてみてください。
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