東福寺といえば紅葉で有名な古刹。こちらでも昨秋に一度、確か臥雲橋からの見た燃えるような紅葉の写真をのせたような気がしております。シーズン真っ只中とあれば、駅から歩く人たちで列ができるくらいなんですが、シーズンオフには周辺も落ち着いていて、のんびりした雰囲気なんでございますよ。今回はその東福寺駅前にある食堂へゴー。ゆったりとランチをいただいてきました。

こちらが京阪東福寺駅東側出てちょいと北に上がったところにある「御食事処 かぶき」さんです。お店前の道は奈良街道でして、ちょくちょく通ってるんですが、今回始めてお邪魔してみました。

出たー！ ショーケース、大好き〜！！ なんとも鮮やかなメニューたちが並んでるじゃありませんか。上段は洋食系、下段が和食系になっておるようです。おっと中華そばは630円ですね、ふむふむ。

ショーケースの上にはこんなホワイトボードも。アルファベット表記のものはなんとなくわかるんですが、漢字表記はわかるものもあれば、そうなんや！ってのもあったりして面白いですね。インバウンド復活の折りには、きっと大活躍してくれるはずです。

こちらが店内。白テーブルに黒い椅子が生前と並べられていて清潔感あり。シャンとしたお店ということがここらあたりからも漂ってくるというもの。テレビ、新聞も完備されているので、おひとりさまでも優雅な時間を過ごすこしてみました。奥の厨房の様子も少しだけ見えたりして、スタッフの方がテキパキと調理されている様子も伺えました。

メニューその1。こちらは洋食サイドです。各種定食類がそろっているのに加え、A、Bのランチも用意されております。どれも正しく“洋食”って感じですよね。

和食サイドがこちら。うどん、そばとも用意されているので、肉やカレーなどは、そばにも変更できるのでは、と思われます。そして丼もひと通りそろってますね。

卓上とは別に、壁には短冊メニューも。こちらで見ていただいてもよくてよ。というわけで、今回選んだメニューが、厨房からカウンターへ出され、運ばれてきましたよ。

上段に並んでいたこともあって、なんとなく洋食推しなのかなと思ったのと、やっぱり定食好きなので、今回はAランチ850円にしてみました。チキンソテーとコロッケ、スパゲティに目玉焼き、ポテサラとしっかり量のキャベツなどの野菜類がワンディッシュにオンされております。

チキンソテーは柔らかくておいしー！ オリジナルと思われるソースもエエ味出してます。卓上にはソース、塩、コショウ、七味がスタンバイしておりますので、お好きに味変しておくんなます。どこか懐かしい味わいの洋食でしっかり満足できました。

帰り際、お店の方にいつごろから営業されてるかお聞きしたところ、昭和24年、西暦ですと、えーっと1949年か、から現在の食堂スタイルで営業されているとのこと。それ以前はお弁当などを販売されていたんですって。そのころと比べると、周辺もすっかり変わっちゃってるんでしょうね、きっと。ちなみに今回はAランチでしたが、よりグレードの高いBの方はといいますと「ハンバーグ、ポークソテー、エビフライになります」と教えていただきました。次回もまた洋食、でも和系メニューや中華そばも捨てがたい。ということでまたお伺いしたいと思います！