A5和牛塩ラーメンにウニつけ麺、六厘舎餃子つけ麺… 「東京ラーメンストリート」の特別メニューが凄い!
東京駅八重洲側に広がる商業施設「東京駅一番街」(運営:東京ステーション開発株式会社)が今年15周年を迎えた。それを記念し、東京を代表するラーメン店が集結した「東京ラーメンストリート」では、10月1日(木)より東京駅一番街15周年記念特別メニューの提供をスタートさせる。
春からの新型コロナウイルスの影響で、東京駅の来客数は海外観光客を中心に激減。長らく絶えない行列を作ってきた「東京ラーメンストリート」にも大きく影響していた。今回の特別メニューの発売を機に、各店巻き返しを図っている。
まさに15周年のお祝いにふさわしい超豪華なラインナップ。先行試食会にお邪魔してきたので、今回はその一部をご紹介したい。
塩らーめん専門 ひるがお 「WAGYUラーメン」
A5ランクの和牛チャーシューが2枚も乗った超豪華な一杯。
じっくり煮込んで乳化させたスープと香味油で牛の旨味が口の中に広がり、その後に「ひるがお」特製の塩スープが追いかけてくる。調味料にあまり頼らずに牛のスープを前面に押し出しているので、意外と食べたことがない味わいだった。
和牛チャーシューは分厚くてとても贅沢。麺は細いが噛み応えが強く、存在感があって良い。刻み紫タマネギやライムが清涼感を与え、最後まで飽きずに食べられる。
東京駅 斑鳩 「うにソースつけ麺 〆の海老のビスク・リゾット付き」
濃厚なウニペーストに加えたのはジャガイモのヴィシソワーズ。
それを「斑鳩」特製の動物系のスープで伸ばし、濃厚ながらもウニの旨味を押し出したスープが完成した。
ここにパスタのような平打ち麺がよく絡み、贅沢なつけ麺に仕上がっている。
さらに〆には海老だしのリゾットが付いてくる。
これを残ったスープにくぐらせていただくと、ウニ+海老の超極上の味わいに。どちらの味わいもバランス良くしっかり立っていて、一度で二度美味しい一杯になっている。
六厘舎 「六厘舎特製餃子つけめん」
“餃子の具”をつけダレの中にそのまま入れ込んでしまったというアイデア商品。
「六厘舎」特製の濃厚豚骨魚介スープに餃子の具とラー油を入れ、旨辛のつけダレを仕上げている。
ラー油のタレに餃子をドボッとつけたような雰囲気で、ジャンク感もあり、とても楽しくいただいた。
辛さが結構強く、ネギも効いていて、クセになる担々つけ麺のような味わいも。
スープのベースがしっかりしているので、これぐらいアレンジを入れても壊れず、美味しくいただける。
つじ田 味噌の章 「味噌まぜそば」
人気の味噌ラーメンをまぜそばにアレンジ。
麺量がしっかりあり、ボリューム満点の一杯。味噌ダレはそこまで強くないので、油そば感覚でも食べられる。ピリッとくる山椒がアクセントになっていて、途中で温泉卵やラー油、酢で味変しても美味しい。
やはりまず麺がしっかり美味しく、今後のアレンジの可能性も見えてくる一杯だった。
その他、らーめん 玉(香麺)、ソラノイロ・NIPPON(ソラノイロ牛二郎)、俺式 純(俺式豚骨味噌ラーメン)、ちよがみ(トリュフ・海老出しらー麺 〆のバジル・チーズリゾット付き)と、全8店舗で10月1日(木)から11月30日(月)まで特別メニューが提供される。
“1週間通っても飽きない”というコンセプトどおり、バラエティに富んだ全く食べたことのない一杯が待っている。ぜひ足を運んでみてもらいたい。
※写真はすべて筆者による撮影
東京ラーメンストリート
「東京駅一番街」B1階(東京駅八重洲南口地下1階)