驚きの適中 今年の桜開花予想はどれくらい当たったのか?
今年の桜(ソメイヨシノ)は、18日に高知が全国トップで開花。その後、桜前線は北上を続け、25日には東京でも開花しました。
桜の季節が近づくにつれて、注目される開花予想。今年はここまで、驚きの結果となっています。
ウェザーマップが発表したさくら開花予想を振り返ると、
≪1月24日発表(第1回)≫
高知…3月18日 →3月18日に開花を観測 (全国トップは高知と予想し適中)
福岡…3月20日 →3月19日に開花を観測
名古屋…3月23日 →3月24日に開花を観測
東京…3月24日 →3月25日に開花を観測
≪2月28日発表≫
高知…3月16日 →3月18日に開花を観測
福岡…3月20日 →3月19日に開花を観測
名古屋…3月23日 →3月24日に開花を観測
東京…3月25日 →3月25日に開花を観測
でした。
25日までに開花した全地点を平均すると、誤差はたった1.25日(1月・2月発表とも)。2日程度は誤差の範囲と言われますが、それをさらに上回る結果です。
3月前半に寒かった時は、周囲からの「この寒さで、そんな早く咲くはずがないだろう」、「もっと開花日を遅くしたほうがいい」といった声で、担当者にはかなりのプレッシャーがかかっていたようですが、予想日を大きく変更することはありませんでした。
去年の記録的な早い開花を当てられなかった反省から計算式を見直し、自信を持っていたようです。
たかが桜、されど桜。開花予想の裏側では、日々、研究と改良が続いています。