近年、焼き芋が密かなブームとなっているのをご存知でしょうか。
甘くておいしいだけでなく、食物繊維やビタミンなどの栄養素が豊富なため、おやつ替わりに食べる方が多いのだとか。

特に食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類を摂ることができる、レア食材！
そんな焼き芋は、今や専門店ができるほど注目されています。

深大寺にやってくる焼き芋屋さん

実は不定期に、深大寺に焼き芋屋さんが来ています。
しかもなんと、壺焼き芋が頂けるお店です。

今回は深大寺散策のお供にも最適な「patatadolce(深大寺焼き芋屋)」 をご紹介致します♪

patatadolceについて

patatadolce(パタータドルチェ）は、おもに日曜日にオープンしている壺焼き芋専門店。
深大寺バス停の斜め前にある元蕎麦屋の「いづみや」に出店しています。

深大寺から本当にすぐのところなので、散策しながら焼き上がりを待つことができますよ♪
お店へのアクセスは公式Twitterがとても分かりやすいです。

ちなみに「いづみや」跡地では、日替わりや不定期でいろんなお店がオープンしています。
私が伺った日はパタータドルチェの他に、お花屋さんも出店されていました！
可愛い花束を作っていただけました。

壺焼き芋とは

パタータドルチェでは、壺焼き芋を販売しています。
あまり聞きなれない言葉ですが、その名の通り「壺の中で焼いた焼き芋」のこと。
壺の中に七輪と炭が入っていて、じっくり焼く焼き芋です。

壺の中は、なんと150～200度近くなるそう。（ちゃぴん調べ）
焼き上がりまで2時間以上かかりますが、お芋を入れたら終わりではありません。
お芋に均一に火が入るようにこまめに裏返したり場所を変えたり、触った感触と香りで状態を判断してベストな状態で取り出すには、職人の技が必要。
一度にたくさん焼く事もできないため、壺焼き芋は現在でも珍しいそうです。

オープン日には1日２～３回の焼き上がり時間がありますが、本当に大人気！
私が以前買いに行った時も、既に売り切れており出直しました...。

焼き上がりは絶好のチャンス！

一日の焼き上がりスケジュールは、毎回Twitterにて公表されています。
パタータドルチェ公式Twitter

タイミングによってはすぐに売り切れてしまうこともあるため、焼き上がりを狙って行くのををおすすめします！
また、夏季限定となりますが、冷たい焼き芋も販売されています。
こちらは焼き上がりのタイミングは関係ありませんが、大好評なのでお早めに。

冷たい焼き芋

冷たい焼き芋って、なんだか馴染みがありませんよね。
でも、実は焼きたてよりも栄養素やダイエット目的では、おすすめなんです！

冷やす事でデンプンの一種であるレジスタントスターチが不溶性食物繊維に変わり、それに伴いGI値も減少します。
焼いた焼き芋を一旦冷やして食べることが、栄養素を最大限に生かせる食べ方なんですね。
暑い日にも食べやすいので、夏の散策のお供には断然冷やし焼き芋です！

熱々壺焼き芋を食べてみた！

とは言っても、やっぱり初めては熱々焼きたてが食べてみたいもの。
パタータドルチェの壺焼き芋、頂きました！

皮まで美味しい

焼き芋って、皮をむいて食べるイメージがあるのですが、パタータドルチェの焼き芋は皮まで食べられます！
皮も美味しく食べられるように工夫して焼かれているので、捨てるなんて勿体ないんです。

本来皮には食物繊維の他、アンチエイジングに良いとされる「アントシアニン色素」や腸の動きを良くする「ヤラピン」などが含まれていて、捨ててしまうのは惜しい部分。
皆さん、絶対に皮ごとかぶりついてくださいね！

ちなみに、皮はカリカリと香ばしく、皮と身の間は特にねっとり＆甘くて驚きました♪

一口食べると...

とにかく「あまーい！」です。
焼き芋ってこんなに甘かったかな？と思うくらい甘くて美味しい！

本当にスイートポテトを食べているような、甘さとしっとり感はまるでスイーツの様です。
身体も温まりますし、自然とほっこり笑顔になってしまいました。

身体にも、ダイエットにも良く、とても美味しい。
冬の深大寺散策には、焼き芋片手が新定番となりそうな予感...！
皆さんもパタータドルチェの壺焼き芋を食べに、深大寺にいらしてくださいね♪

お店情報

基本的には日曜日開店となりますが、不定休となります。
オープン日は公式Twitterにてお確かめください。

【店舗情報】
patatadolce(深大寺焼き芋屋)
住所：東京都調布市深大寺元町2丁目33-4
電話番号：080-2597-6252
営業時間・定休日：Twitterをご覧ください
Twitter（パタータドルチェ）
Instagram（パタータドルチェ）