話題のポケモンGO、これだけは気をつけて 海外ではすでに多数の事故
22日、ついに日本でもリリースされたスマホゲーム「Pokemon GO」ですが、先にリリースされた海外ではすでに事故が多数起きています。おそらくこれから爆発的に流行するこのゲームですが、私は大事故が起きることを強く心配しています。これからプレイする人に、これだけは守って欲しいと思います。
本記事で言いたいのはこれだけです。
「歩きながらプレイをしない」ことを守りましょう。画面を見ていなくても、ポケモンの出没は振動で知らされます。
では、先にリリースされた海外での、Pokemon GO関連の事故についてこれまでの報道をまとめます。
歩きながらプレイし交通事故
「ポケモンGO」をプレイしていた少女が車にはねられる事故 「危険なゲーム」と主張する声も
この記事ではPokemon GOをプレイしていた米国の少女が、車にはねられる事故について報道しています。
日本ではどんなことが考えられるでしょうか。Pokemon GOの流行により、歩行者の横断歩道無視による交通事故は特に増えるでしょう。それは何も車との接触だけではありません。特に危ないのは歩道を走る自転車との事故です。日本ではまだ歩道と自転車道をわけた道は少なく、歩道を猛スピードで走る自転車が少なくないという事情があります。
ドライバーがプレイしながら運転する事故も
これは米国メリーランド州で起きた事故の動画つきニュースです。Pokemon GOをプレイしながら運転していた車が、なんと止まっていたパトカーに突っ込んだというものです。
Pokemon Go Player Caught On Camera Crashing Into Police Car
運転手がプレイしながら車を走らせていたら事故は必発でしょうし、もしその車がトラックなど大型車だった場合は悲惨な大事故になってしまう可能性があります。
公園や自然の中でも起きる事故
Pokemon GOは公園やお寺なども目印の場所としてプレイヤーを誘導するため、こんな事故も起きています。
これは米国カリフォルニア州で、立ち入り禁止の表示があるフェンスの中に入りPokemon GOをプレイしていた20代前半の男性2人が崖から転落して負傷したというニュースです。立ち入り禁止区域には何かしらの安全上の理由があって禁止されているわけですから、立ち入らないようにしましょう。
政府やJRなどは強く警戒している
内閣サイバーセキュリティセンターという政府の組織が、こんなものを発表しています。事故だけの注意喚起ではありませんが、ここにシェアします。
くわしく見たい人へ、リンクはこちらです。
また、"「ポケモンGO」 駅での事故防止策検討へ JR西日本"というニュースがNHKなどで報道されています。駅のホームで歩きながらプレイすることも、極めて危険と言えそうです。
Pokemon GO公式サイトでも「歩きスマホはやめよう」
22日にオープンしたPokemon GOの公式サイトでも「『Pokemon GO』を楽しく安全に遊んでいただくためのガイドライン」が示されており、こんな記載があります。
誰でも事故に巻き込まれる可能性があります
とにかく「歩きながらプレイをしない」ことを守りましょう。画面を見ていなくても、ポケモンの出没は振動で知らされます。
そして地図でスポットなどを確認する時は必ず立ち止まりましょう。人間の注意力は、一つのことに集中していると大きく低下します。
大事故が起きてからようやく注意喚起のニュースが流れるのでは遅いのです。Pokemon GOに関連する大事故のニュースがないことを祈りつつ、この記事を閉じたいと思います。