旭川ラーメンの特徴は、動物系と魚介系を合わせたダブルスープに低加水率の麺。

その流れを作ったと言われているのが、昭和22年創業の「らぅめん青葉」です。

「らぅめん青葉」は、初代店主が屋台のラーメン屋から始めて現在は3代目。

かつて「新横浜ラーメン博物館」に出店していたこともあって、青葉の名前は全国のラーメン好きに知られていてます。

その本店があるのは、2条通8丁目でJR旭川駅から約500メートル、歩いて5分ほどです。

カウンター席とテーブル席を合わせても、20席に満たない店内の壁には所狭しと、「らぅめん青葉」のラーメンを求めて来店した著名人のサイン色紙や写真が飾られています。

奥の神棚の下には、中曾根康弘元総理が美味しそうにラーメンをすすっている写真も！

初代店主が生み出した豚骨と鶏ガラに、利尻昆布や鰹節、煮干し、野菜を加えて、弱火でゆっくりと仕込んだダブルスープは、旭川ラーメンの基礎を築いたといっても過言ではありません。

その味を２代目、３代目と今も守り続けています。

現在「らぅめん青葉」は、本店とあさひかわラーメン村の２店舗のみ。旭川に来ないと味わうことができません。機会があれば、ぜひ味わってみてください。