起き上がりの立ちくらみ・めまいはなぜ?-起立性低血圧の症状や原因とは!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は…
「起立性低血圧」について解説していきます。
「起立性低血圧」は、
寝ている状態から突然立ち上がったときに
立ち眩みやめまいなどを起こすこと。
重症の場合は失神を起こすこともあります。
これは、突然体位が変わることによって、
重力の影響で、血液が下半身に貯留して、
脳への血流が減少することで起こります。
通常は、起立性低血圧を防ぐために、
起き上がるときには、
反射的に(特に下半身の)静脈を収縮させて、
下半身に血液が貯留しないようにしています。
しかし、その中で
起立性低血圧が起こってしまう原因は…
・加齢に伴う血圧の調節の変化
・自律神経の調節障害
・長い期間、臥位(寝ている状態)でいた
・流れる血液量が減少(循環血液量減少)
・お薬の影響などがあります。
また、起き上がるときに
起立性低血圧を回避するために
血管を収縮させているのは交感神経です。
交感神経は自律神経の1つなので、
ストレスや過労などによって、
自律神経のバランスが悪くなっていると、
起立性低血圧が起きやすいと考えられます。
※起立性低血圧が、頻繁に起こる場合は、
副腎や心臓などの疾患が関係している場合も
あるので、医療機関への受診をおすすめします。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・整体スクール学科講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中