ショッピングと散歩と歴史探索!ネコ探しも出来る!風情ある石畳の道【那覇市】
国際通りや第一牧志公設市場は地元の方よりも旅行者の方が多く歩いていると言われますが、壺屋やちむん通りは、旅行者に任せてしまうには勿体ない風情ある道です。
壺屋やちむん通りはショッピングや散策、歴史を感じたりネコも探せます。さっそく紹介しましょう。
やちむんショッピング
壺屋やちむん通りは、約330年前に琉球王府が沖縄各地に散らばっていた陶工をこの地に集めたのが始まりで、戦火を免れたため戦後は最初に復興した地域なので、壺屋焼のお店がたくさん並んでいます。
お店を覗くだけでも楽しいです。
壺屋焼とひとくちに言っても陶工によって作風は様々。
同じように見える器も色合いや風合いが異なりますので、じっくり見比べて選びたいですね。自宅で使うのはもちろん、プレゼントしても喜ばれます。
散歩も楽しい
壺屋やちむん通りは国際通りからも近いですが、一方通行なので車の通行が少なく歩いている方も国際通りよりは少ないので散歩も楽しい街並みですね。
四季折々の花を眺めたり
先日紹介したデザインマンホールがたくさんある道もあります。
大きなシーサーもありますが
隠れシーサー探しも出来ます。
子供だけでなく、大人が探しても楽しいです。
たくさん歩いて休憩したくなったら、以前紹介した「ぶくぶく」へ立ち寄ってもいいですね。
お腹が空いてしまったら、以前紹介した「定食屋リゾム」も「ファブリッカデルソーレ」もすぐ近くにありますよ。
歴史探索が楽しめます
壺屋やちむん通りは約330年の歴史がありますので、今でもその歴史を感じられるものがたくさんあります。
壺屋焼について理解したいなら、壺屋焼物博物館を見学するのが一番です。普段は入館料を支払う必要がありますが、4月3日の「壺屋でシーサーの日」や秋の壺屋やちむん通り祭りなどイベントの時は無料開放されます。
ざっくり言うと
壺屋焼は荒焼(アラヤチ)と上焼(ジョーヤチ)の2つに分けることができます。
荒焼は釉薬(うわぐすり)をかけない焼物の総称。水ガメや酒ガメが作られます。
上焼は釉薬をかけて焼き上げる陶器の総称。どんぶりやお皿などの食器などが作られます。
壺屋焼物博物館はトイレも借りられます。洗面所のボウルも壺屋焼ですよ。
壺屋焼物博物館
住所:沖縄県那覇市壺屋1丁目9番32号
TEL:098-862-3761
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日、年末年始
壺屋焼物博物館のすぐ隣にあるのが、南ぬ窯(ふぇーぬかま)で、琉球王府から拝領した荒焼専門の登り窯です。登り窯を斜めにすることで、熱が奥へと伝わる構造です。沖縄県指定の有形文化財ですが、誰でもいつでも無料で見られます。
壺屋やちむん通りのひめゆり通りの近くには、国の重要文化財に指定されている新垣家住宅と
その敷地内にある東ぬ窯(あがりぬかま)があります。
新垣家は壺屋陶工の住宅で、東ぬ窯は上焼の登り窯で、金、土、日、祝だけ無料で公開されています。今でもお住まいの方がいるので見学はルールを守ってくださいね。
壺屋やちむん通りには、今でも現役の井戸があります。
井戸の後ろにマックが映り込んでいるのが見えますか?
下の写真の井戸はイベントの時に使われたのを見たことがあります。壺屋は水に恵まれている土地であることがわかります。
ネコ探しも出来ます
那覇はネコが多い街だと思いますが、壺屋やちむん通りにもたくさんネコがいます。
人に慣れているのかカメラを向けても逃げないネコが多いので、写真を撮っている方がたくさんいます。
時にはゆっくりと壺屋やちむん通りを歩いて見ませんか。
壺屋やちむん通りの基本情報
沖縄県那覇市壺屋1丁目16
散歩はいつでもできます。