SNSを眺めていると、知人が新しいイタリアンレストランをオススメしていました。

その方はおいしいお店をよく知っている方なので、是非行きたいと思いました。

店名は「FABBRICA DEL SOLE（ファッブリカデルソーレ）」です。お邪魔するとランチもディナーもおいしいご機嫌なイタリアンでした。

「FABBRICA DEL SOLE（ファッブリカデルソーレ）」のお店の様子

「FABBRICA DEL SOLE」は壺屋やちむん通りの大きなシーサーのそばに、22年11月7日にオープンしました。

店名の「FABBRICA DEL SOLE 」とは、イタリア語で「太陽の工場」の意味です。

ドアを開けて店内に入ると、左奥に厨房とL字に囲むカウンター席があり、左手前にテーブル席がひとつあります。こぢんまりしていますが、店主さんがすべてのお客様を把握できる快適な空間になっています。

FABBRICA DEL SOLE （ファッブリカ デル ソーレ）のランチを食べました

私が「FABBRICA DEL SOLE 」にお邪魔したのは、12時過ぎだったので既に店内はいっぱいでした。偶然、カウンター席が空いたのでお邪魔することが出来ました。

追記：ランチの営業は24年10月末までとなりました。

ランチメニューはこちら。

私は”県産豚バラと玉葱のアマトリチャーナ風”を注文しました。

すぐにセットの18種類の食材の入ったサラダ、きのこのポタージュ、自家製フォカッチャが運ばれました。

サラダはたくさんの食材が使われています。ハーブ、葉野菜、ニンジン、冬瓜、豆、穀物などなど。野菜好きな方でなくても楽しく食べられるサラダになっています。

きのこのポタージュは、オリーブオイルをかけてあるので重くありませんでした。フォカッチャは温めてあってローズマリーがふわっと香ります。

バッチリなタイミングでパスタが運ばれてきました。

名前の通り、飴色になるまで炒めた玉ねぎが甘くなっています。豚肉のコク、チーズの濃厚さをトマトソースがうまくまとめています。トマトの酸っぱさを感じなかったので、イタリア産のトマトを使っているのかもしれません。

ランチメニューは定期的に入れ替わるそうです。新しいメニューが気になります。

FABBRICA DEL SOLE （ファッブリカ デル ソーレ）のディナーを楽しみました

ディナータイムにお邪魔しました。ディナーは予約することをオススメします。

FABBRICA DEL SOLE （ファッブリカ デル ソーレ）のワインを楽しみました

FABBRICA DEL SOLEのドリンクメニューはこちらです。

ワインは仕入れ状況によって品ぞろえが異なるので、店主さんに確認してください。

私は店主さんにお任せしてワインをグラスで頂くことにしました。

左の白ワインは甘くなく丸く軽やかな味です。

右はオレンジワインで、たくさんのブドウが織りなす、お料理に負けない旨味のあるワインでした。

肉料理に合わせた赤ワインを選んで頂きました。チェコ産のワインでベリーのような味で渋さはありませんでした。

FABBRICA DEL SOLE （ファッブリカ デル ソーレ）のフード

フードメニューはこちらです。

バーニャカウダ

知人がバーニャカウダがオススメと言っていたので注文しました。野菜がたっぷりなので2,3人でシェアするのが良さそうです。

余計なものを全く使っていないシンプルなソースを温めながら食べます。野菜のおいしさがダイレクトに伝わり、店主さんの素材に対するリスペクトの気持ちが伝わります。

トリッパのトスカーナ風煮込み

ハーフサイズをご用意していただきました。牛の胃袋（ハチノス）の煮込みで、丁寧な下処理をしてあるので、嫌なクセがありませんでした。トリッパを豆と一緒にトマトソースで煮込んでチーズをトッピングしてあります。お酒が進みました。

鴨胸肉のロースト

鴨の火入れが絶妙でローストした柿が添えられています。

ポートワインのソースが絶品でした。甘味があるソースなのですが、砂糖や蜂蜜とは異なる甘さでした。なんの甘味だろうと思っていると、店主さんがポートワインとベリー類で作っていて、砂糖や蜂蜜などは全く使っていないと教えてくださいました。余計なものを一切使わない、自然の甘味のソースなんです。

店主さんのワインのチョイスがドンピシャだったこととお料理が抜群においしかったことから、店主さんとのおしゃべりも弾み素敵なディナーになりました。

「FABBRICA DEL SOLE」はオープンしたばかりのお店なので、これが完成形ではないそうです。ともに進化を体験できるのですね。

FABBRICA DEL SOLE （ファッブリカ デル ソーレ）の基本情報

地図はこちらです。