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【収納】意識するだけでお金が貯まる!?片付けのプロがすすめる「節約できる収納術」3選

むらさきすいこ整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーむらさきすいこです。
皆さん、住まいを片づけると「節約になる」「お金が貯まりやすくなる」というのを知っていますか?
私は、家中を整理収納したことによって、無駄を省き、浪費も減り、以前よりも節約が上手になりました。
今回は、ストレスや我慢なく「お金が貯まる収納術」3選をお伝えします!

1.範囲を決める

洗剤や化粧品のストックを買いすぎてしまうことはありませんか?

訪問整理収納サポートでお客様のお宅へ伺うと、洗面所のシンク下収納や、棚の中にストック品を詰め込んでいるご家庭をよく見かけます。

ひとまとめに収納していると、限りなく買い込んでしまったり、あるいは持っていたことを忘れてまた同じものを買ってしまったりする原因になります。

そのような場合には、「範囲を決めて」収納することをおすすめします。

例えば、「洗剤」「シャンプー・リンス」「ボディーソープ」など種類ごとに分けて収納ボックスに収めることで、ストックする範囲が明確になります。

収納ボックスが満たされていれば、「買わなくても大丈夫」というサイン。

特価やバーゲンで、思わず手が伸びるということが少なくなります。

2.所有数を決める

皆さんは、家にある物の「所有数」を意識をしたことはありますか?

「一度も意識したことがない!」という方は、タオルや下着などの家の中にある物がいくつあれば生活がうまく回るか考えてみることをおすすめします。

まず身近なハンカチで練習してみましょう。

例えば、毎日ハンカチを洗濯する場合は、週に3枚あればじゅうぶん。
予備でプラス1~2枚と考えると、適正な所有数は4~5枚となります。

もちろんこれは例えばの量であって、適正で快適な所有数は自分で決めることが大切です。

自分で買ったもの、いただきもので大量にハンカチを持っていませんか?
好みではないものは差し上げる、または掃除で使うなど積極的に消費していきましょう。

好みのものは、ストックとして別の場所で保管をして、使っている物が古くなったらそこから新調しましょう。

ぼんやりとしていた総量が明らかになり、自分にとって本当に必要な数が決まることで、突発的に出先で購入することがなくなっていきます。

3.立てる

例えば食材のストック

つい買いすぎてしまって、床に置きっぱなしになっていませんか?

そのような場合は、食材を種類ごとに分けて収納ボックスに「立てて」収納することをおすすめします。

引き出しや棚にざっくりと収納していると、「どこに・何が・いくつ」あるのか把握できず、二重買いしてしまうデメリットがあります。

食材ごとに収納ボックスに「立てて」収納することで在庫が一目瞭然になり、二重買いが激減し、結果的に節約になります。



いかがでしたか?
私たちは自分が想像する以上に物を所有しています。

新しく物を買うことに意識を向けるのではなく、まずは持っている物の総量を把握して、「所有する適正な数」を決めてみましょう。

更に、見やすく、範囲を決めて収納することで無駄な出費を防ぐことができていきます。
ぜひ試してみて下さい。

整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト。機能性と美しさを兼ね備えた「探す時間ゼロ」の整理収納を得意とする。NHK教育テレビ出演、メディア掲載実績多数。片付けの専門家として個人宅の訪問片付けサポート・収納公開の自宅セミナー・片付けセミナー講師・片付けコラム執筆を行う。InstagramやAmebaブログで、片付けや暮らしにまつわる情報を発信中。

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