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【一宮市】豪華絢爛!!節句の飾り『美濃路の端午祭』が話題の堤治神社へ行ってきました♪

にったようこWebライター・ブロガー(一宮市)

 こんにちは!地域情報エキスパートライターのにったようこです。一宮市のシンボル的な神社は「真清田神社」ですが、その他にも小さな神社がたくさんあります。新緑の季節の緑が生い茂る歴史深い神社・仏閣に訪れると、心が安らぐような気がします。

「堤治神社」

今回は、節句の飾り『美濃路の端午祭』が話題になっている神社のご紹介です。

「堤治神社」

~ていじ・じんじゃ~

 愛知県一宮市小信中島という地域に、住宅地と木曽川堤防に挟まれた、まさに水際の堤防沿いに鎮座している「堤治神社」があります。正式名称は『つつみはりじんじゃ』と言いますが、地元の方からは『ていじじんじゃ』の名で親しまれています。

1300年の歴史

 ご鎮座地は、濃尾平野の中心地にて、尾張・美濃を区分する日本三大河川の一つに数えられる、延々と続く木曽川の大堤防に鎮座しています。1300年の歴史を迎え、長い間この地域に住む人々を水災から守っている古社です。

岐阜県の治水神社の薩摩藩士による治水工事に絡んでいる木曽川で、木曽川全堤防の鎮守、水災除去、健康長寿、結びの神、五穀豊穣、産業発展、住民和楽の守護神として、土の神・埴安姫神をお祀りしています。

節句の飾り『美濃路の端午祭』

「堤治神社」は、地元の方からは親しまれており、宮司さんのアイデアでとても素敵な取り組みをされている神社です。

 端午の節句にちなんで、節句の飾り『美濃路の端午祭』を行っています。五月人形は古代中国の端午の節句(厄除)と武家時代に身の安全、家の繁栄を願い鎧兜を神社に奉納したことによる由来する子供の健やかな成長を願い、人の役を払う人形です。

ちょっと豆知識

重陽の節句(9月9日菊の節句)って知ってますか?

節句は桃の節句(3月3日ひな祭り)端午の節句(5月5日五月人形)はよく知られていますが、重陽の節句(9月9日菊の節句)という知られざる節句があります。9月9日は、「重陽の節句」といわれ、平安時代初めに中国から伝わったとされています。 家族の無病息災や子孫繁栄、不老長寿を願い、祝いの宴を開いたことが起源。 中国では、奇数は縁起の良い「陽の日」とされ、奇数の重なる日を祝いの日と考えられました。

 ひっそりと鎮座している小さな神社ですが、宮司さんのアイデアでとても素敵な取り組みをされている神社です。最近では地域の行事に参加しない人たちも増えて、神社と住民との関係が希薄になりつつあるといいます。地域の方々や子供達にも、この歴史深い神社の存在を伝承されていって欲しいなと思いました。

皆さんも是非行かれてみてくださいね☆

様々なイベントを計画中!!

マルシェも開催

 「魅力あるこの神社をもっと知ってもらいたい!」という宮司さんの様々な熱い思いや、工夫が施された堤治神社に訪れてみて活気と潤いを感じました。

概要

堤治神社

住 所 愛知県一宮市小信中島字宮浦780-1
電話番号 0586-62-1976
時間帯 午前十時から午後四時ごろまで公開
入場無料
駐車場 有

公式HP
Instagram
はにやすひめマルシェ

Webライター・ブロガー(一宮市)

日頃、西尾張地区を走り回っている50代ミセス。いつもお出かけするたび、写真を撮って楽しんでいます。グルメやスポット情報など一宮市をもっと深堀し皆様に「行ってみたい・見てみたい」という興味をそそるような情報をお届けしたいと思います。そんな私の座右の銘は「経験は宝」何事もチャレンジ。人生一度きりですもん。

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