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【郡山市】開成山公園をブルーにライトアップしたい!ママの小さな独り言から始まった、大きな取り組み

Makio*三兄弟ママ福島市観光ノートライター(郡山市)

お花見シーズンも終盤です。でも、まだ終わってはいませんよ。最後まで桜を楽しむべく、どんどんご紹介していきます!

開成山公園では、4月8日(土)~23日(日)まで桜のライトアップが行われます!今年は桜が早かったので、もう満開

ライトアップ自体は約30回ほど行われているのですが、なぜわざわざ記事にするのか。そこにはもちろん理由があります。

 \\ ジャ~ン♪ //

ブルーライトが映える満開の桜。23日までライトアップしているので、桜が散ってからも楽しめます
ブルーライトが映える満開の桜。23日までライトアップしているので、桜が散ってからも楽しめます

昨年からブルーライトに変わりました!実はコレ、あるママの一言から始まった取り組みなんですよ。

4月2日は「世界自閉症啓発デー」

このブルーライトについてご存じの方は、どれくらいいるでしょうか?

“ブルー(青)”は、自閉症・発達障害啓発のシンボルカラーで、「癒し」や「希望」を意味します。4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」ということで、東京タワーを始めとする世界各国のランドマークや観光地などがブルーで点灯され、自閉症や発達障害への理解を促す活動が行われたんですよ!

恥ずかしながら私はこの取り組みについて、今年初めて知りました。でも、福島県内でこのブルーライトを見かけた方はいらっしゃいますか?残念ながら、現在まだ認知度が低いのが現状です。

さて、今回の取り組み、発起人となったのは「発達障がい児凸凹発達児子育てサポートLino」の代表・佐藤舞さん。

様々なイベントに顔を出し、啓もう活動に励む舞さん(左)と、共に支援相談も行う専門家の綾子さん(右)
様々なイベントに顔を出し、啓もう活動に励む舞さん(左)と、共に支援相談も行う専門家の綾子さん(右)

ご自身も発達障がいを持つお子さんがいて、気軽に相談できる場所がなくて困った経験から「ないなら自分で作っちゃおう!」と、2018年、自閉症や発達障がいを持つ母親たちのサークル「Lino」を立ち上げました。現在、サークルメンバーは約30名。当事者の参加がなくても、父親でも参加が可能です!

「開成山公園の桜がブルーに光ったらいいな〜」が実現

ブルーライトアップは、そんな舞さんの「開成山公園の桜がブルーに光ったらいいな〜」という小さな一言から始まりました。

「それを聞いた郡山商工会議所青年部の方々が『地域のみんなで一丸となってやっていこう!』と熱い気持ちを持ってくださり、とんとんとーーん!と話しが進んで。余談ですが、自閉症の娘の名前が“さくら”なので、娘にとってもミラクルプレゼントとなりました(笑)」と笑顔の舞さん。

詳細はこのフライヤーに
詳細はこのフライヤーに

桜は終わりに近づいていますが23日までライトアップしているので、まだまだ楽しめそうですね!

いつもと違った幻想的な雰囲気に包まれますので、デートにも良さそうだし、郡山シティマラソンに向けて夜の開成山公園を走るのもいいかも・・・。

「Limoにたどり着くことができない、気力がないお母さんたちが年に1回でもブルーライトを見て、誰かに相談するきっかけにつながればうれしいです」と、舞さんは話してくれました。

「こうやって連携していきながらまちづくりできたらいいですね」
「こうやって連携していきながらまちづくりできたらいいですね」

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福島市観光ノートライター(郡山市)

福島県郡山市在住。福島県内の出版社(https://www.cjnavi.co.jp/)やTV局勤務を経て、フリーに転身。2人目不妊を乗り越えて、男子3人を育てているちょっと元気なママライター。

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